[リアル速報] コロンビアの世界遺産「サン・アグスティン遺跡公園」!要は愛くるしい石像と乗馬!
記事は [12年01月08日] 1279 日目 コロンビア 23日目 / サンアグスティン のお話
リアル速報イェーイ!現在は中米のグアテマラにいますが、2012年1月8日-10日、南米のコロンビアにいた時のお話!前回の速報でコロンビアの世界遺産「ティエラデントロの国立遺跡公園」を紹介しましたが、今回はその次に訪れた世界遺産「サン・アグスティン遺跡公園」をご紹介!サンアグスティンはティエラデントロと比べると格段に観光客は多いですが、日本人にとってはまだまだ馴染みの薄い所かと思いますのでとりあげてみましたイェ~イ!
この「サン・アグスティン遺跡公園」の見所は、何と言ってもオモシロおかしな石像の数々!その数何と約400体!この石像は神殿や墳墓の近くにあったので宗教的な何かと考えられてるのですが、その詳細は現在のところ謎のまま!そんなミステリアスで愛らしい石像に囲まれに是非サン・アグスティンへ!
そんなサン・アグスティンへの行き方ですが、僕たちは前回紹介したティエラデントロから3つの町を経由してサン・アグスティンに辿り着きました!ティエラデントロとサン・アグスティンは共にコロンビア南部にあり、言ってみちゃえばセットものなのですが、下記のルートしか道がないんで実際は移動にかなりの時間を要します。
ティエラデントロからラ・プラタ行きのバスの時間は宿の人に要確認です!僕たちは6時、8時、12時と言われ6時のバスを待っていましたが、結局7時頃に来たバスに乗りました。あと、3つの町を経由してますが同じ幹線上にあるのでラ・プラタからピタリート行きやサン・アグスティン行きとかもあるかもしれませんのでこちらも要確認!
そしてバスと表記しましたが実際に乗ったのは、、
ジャーン! こちら! ヾ(≧∇≦)〃
カミオネータ(Camioneta )という軽トラックの荷台を座席に改造したような乗り物です!この中に乗客が8人も詰め込まれるんで・す・YO! 気分はドナドナ!
僕たちはティエラデントロで同じ宿に泊まっていた体の大きなドイツのおじさんと一緒に行ったのですが、彼は「も~う、これ乗るの無~理~!」みたいになって最後ピタリートからサン・アグスティンまでは3人でタクシーをチャーターしました。3人で40,000ペソ(約1,680円)っす。
ちなみにボゴタからサン・アグスティンに来る場合はおそらく快適なダイレクトバスがあると思います。というのもサン・アグスティンから首都ボゴタへは「Taxis Verdes 」と「Coomotor 」の2社がダイレクトバスを出していて、僕たちは「Coomotor 」を利用してボゴタへと移動したから、たぶん逆もあるっしょ!
ピタリートのバスターミナルでランチを食べ、15時頃にサン・アグスティンに到着!
到着すると「インフォメーション無料だよ~」って旅行代理店のおばちゃんがやってきます!
その名もコロンビアさん!ここの旅行代理店は家族で経営してるのですが旦那さん、子供達もめっちゃ親切でホスピタリティにあふれまくってます!宿を決めてなかったので宿情報を色々聞けて助かりました。ドイツのおじさんなんかバイクで実際に宿を何軒か見せてもらえてたし。ただし、ほとんどスペイン語のみです。後述のツアーもここでお願いしました。
ちなみに写真でコロンビアさんがかぶってるのは僕の帽子で、どうしても欲すぃ~というのでプレゼントしました。もし会った際にかぶってなかったら「日本人からもらったあの帽子どうした~!ウリ~!」とツッコんであげてください!
で、サン・アグスティンの宿ですが、中心部から近い「Posada El Hogar 」というフランス人夫婦が経営する宿に決定!ダブル1部屋40,000ペソ(約1,680円)で、トイレ・シャワーは共同ですがホットシャワーがめっちゃ熱くて快適!ただトイレは1つしかないので混雑注意。ネットはWi-FiではなくLANケーブルをつなぐタイプで、遅いですがティエラデントロで3日間使えなかったのでそれでもありがたや~。オーナー夫妻も親切で、何を話す時でもめっちゃ楽しそうに話す旦那さんがイェイ感じ!
ここで、サン・アグスティンの地図を見てみましょう!
サン・アグスティンの王道観光は3つあって、赤丸で囲んだ「考古学遺跡公園(Paruque Arqueológico)」、黄色の6箇所を回る「ジープツアー」、そして青色の4箇所を回る「乗馬ツアー」です!
世界遺産「サン・アグスティン遺跡公園」は、「考古学遺跡公園」、「アルト・デ・ラス・ピエドラス(Alto de las Piedras)」、「アルト・デ・ロス・イドロス(Alto de los Ídolos)」の3つの遺跡公園から成り立っています。その内、「考古学遺跡公園」へは中心部から公共バスが出ているのですが、「アルト・デ・ラス・ピエドラス」と、「アルト・デ・ロス・イドロス」はちょっと離れているのでジープツアーでイェイするのが一般的!そしてサン・アグスティンではもう1つ目玉のアクティビティがあって、安く乗馬ができる!世界遺産ではありませんが、かわいらしい石像のある4つの遺跡を巡る乗馬ツアーが人気なんです!
日程 | 観光場所 | 備考 | |
---|---|---|---|
観光1日目 (到着2日目) |
午前 |
【ジープツアー】
|
値段は言い値30,000ペソで、交渉後1人20,000ペソ(約840円)。遺跡の入場料は別途支払いが必要。 9時~17時と1日かけて世界遺産に登録されてる2つの遺跡と、川や滝などの自然をイェイ! |
午後 | |||
観光2日目 (到着3日目) |
午前 |
【乗馬ツアー】
|
交渉後2人で70,000ペソ(2,940円)。 石像のある4つの遺跡を4時間前後かけて乗馬イェイ!(僕達は5時間半かかった) |
午後 |
【公共バス】
|
「Paruque Arqueológico 」と表示のある公共バスで行けるのでどこで乗れるか宿の人に確認するとイェイ! |
※ 赤字が世界遺産の登録範囲
到着2日目にジープツアー、3日目の午前に乗馬ツアーを組み込み、午後に考古学遺跡博物館をイェイ!4日目の夜行バス(18時30分発)でボゴタに向かいました。3日目に観光が終わった後、夜行バスに乗ることもできましたが、乗馬での尻疲れを癒すため1日のんびりする日を設けました。
それでは観光1日目から行ってみよう!
この日は朝9時頃ジープが宿まで迎えにきました!ツアーメンバーは10人(コロンビア5人、スイス2人、ペルー1人、日本2人)で、あと運ちゃんが1人。ツアーと言ってもガイドがついているわけではないんですね~。
ここで突然ですが1つの疑問。ジープ、ジープ言うけどジープの定義って何なんだろうね。
今回のジープツアーでやって来たジープは、
これってドイツのおじさんを苦しめたカミオネータとほぼ同じだがな! (≧▽≦ )
これもジープなのかもしれないけどイメージしてたジープは少なくともカミオネータではなかった。まぁしかし、僕達は荷台部分ではなく前の座席に座ってたのでめっちゃ快適だったんだけどねー!イェイ!イェイ!
ジープが止まってる場所は最初の見所「オバンド」の前。ここにはお墓の遺跡があって別途2,000ペソ(約85円)払って入場したけど、そんなに面白くなかったぜイェーイ!
次にやってきたのは、エル・エストレーチョ!
この川はコロンビアで最長のマグダレナ川で、カリブ海まで続いてます!「エストレーチョ」ってスペイン語で「狭い」とか「海峡」を意味するのですが、ここはマグダレナ川の川幅が2.2mと激せまになってる場所なんで・す・YO!
この後は「ボルドネスの滝」をイェイしたのですが、割愛。。
その次にぷらっと立ち寄ったパネラ工場の方がオモロかった!
パネラ(Panela)とはコロンビアの伝統的な砂糖のことです。ツアーメンバーはそこらに落ちてるパネラを食べまくり!僕も食べてみましたが黒糖の味ですね。コロンビアではこれを飲み物にも使用していて、ランチセットにはパネラ水が付いてくることがよくあります!
で、次はいよいよ世界遺産に登録されているアルト・デ・ラス・ピエドラス!
「アルト」とはスペイン語で丘を意味していて、丘の上に愛くるしい不思議な石像たちがイェイしてます!
ジャジャジャジャ~ン!! \(^o^)/
まさか皆さんは石像といっても、こういうタイプがくるとは想像できてなかったでしょう!
そしてこちらのように股間芸でくるとも思わなかったでしょう!
石像:「てへっ」
サン・アグスティンではこの手の石像をいっぱい見ていくことになります!
この後はレストランで昼食をとって(各自で支払い)、
こちらも世界遺産、アルト・デ・ロス・イドロスをイェイ!
屋根の下で色んな石像たちが待っています!
先ほどのアルト・デ・ラス・ピエドラスより敷地は広く、ここでは1時間くらい時間をとりました。ここで運悪く雨が降ってポンチョかぶってイェイすることに。
石棺の前に飾られてる石像!
こちらはお墓の守護神といった感じでしょうか。
中にはこんなに巨大な石像もあります!
迫力のある石像なのですが、足のクオリティの低さに感動!気合入れて上から作っていって最後飽きちゃったとしか思えない!
背中から何かがこんにちは?!
人間以外のパターンもあります!
まだまだたくさんの石像がワッホイしてますが、アルト・デ・ロス・イドロスはこんなところで切り上げましょ。
そしてツアーの最後に「モルティーニョの滝」をイェイしたのですが、また割愛。。観光1日目終了イェ~イ!
お次は観光2日目の午前! まずは乗馬ツアーの様子をどうぞ!
この日は旅行代理店のコロンビアさんの息子が馬を連れて宿までお迎えに!息子さんが本日のガイドです!
1号、2号共に乗馬は初めて。どうなることかと思いましたが、
右に行く時は手綱はこう、左はこう、止まるのはこう、はい出発~! ヾ(≧∇≦)〃
まっ、なんとかなるもんで。
1号がいつの間にか乗馬の様子を動画に撮っていたのでどうぞ!
一番後ろにいるのがガイドさんです!それにしても1号の運動神経で馬の上からよく撮ったな~と感心してしまいました。ツアー中は動画のように馬しか来なさそうな平坦な道もありますが、急坂を登り降りしたり、川を横断したりとエキサイティング!でもほとんどの場所が車道です!車道はちょっと怖いですが端っこによっていれば全然問題ありませんでした。初めての乗馬体験でしたが、乗馬ってオモロイ!
乗馬ツアー中に訪れた遺跡も少々ご紹介。
こちらは「エル・プルタル」でイェイした石像!
サン・アグスティンでは色々石像を見ましたが、着色が残っている石像はエル・プルタルのものが一番でした!ここにはもう1体カラー石像があります。
こちらはサン・アグスティンでも有名な「ラ・チャキーラ」の彫刻!
目を真ん丸にしてバンザ~イ!ここの場所は「ラ・チャキーラ」と呼ばれているので、「これが昔のシャキーラ(コロンビア出身の超有名な女性歌手)か~」と言うのが定番の(クソつまらない)ジョークとなります。
この乗馬ツアー、普通は4時間くらいで終わると言われてたのですが、僕達は5時間半もかかってしまいました!1号が乗ってた馬ビオレタ号が歩くたんびに草を食べだすので少々チンタラ行き過ぎたのか。
これによって午後の観光時間がちょっと足りなくなった感じで、
最後に考古学遺跡公園をイェイ!
この考古学遺跡公園って結構デカく、入り口でもらえる地図にも所要3時間って書いてあります!ここが間違いなくサン・アグスティンではメインの遺跡で、石像オールスター大集合イェイ!
見所は、入り口(Entrada)近くの「博物館(Museo)」、「メシータA B C (Mesita A B C)」、「ラバパタスの儀式の泉(フエンテ・セレモニアル・デ・ラバパタス, Fuente Ceremonial de Lavapatas)」、「ラバパタスの丘(アルト・デル・ラバパタス, Alto del Lavapatas)」、「石像の森(ボスケ・デ・エスタトゥーアス, Bosque de las Estatuas)」と盛りだくさん!僕たちは上記ルートでイェイしました!
まずは入り口にある博物館をちょちょいとイェイして、広大な公園へとワッホイしていきます!
こちらが「メシータA」で印象に残った石像!
サン・アグスティンの石像は、目、鼻、耳、牙のある口、そして両手がカワイェイって所に特徴があります!あっ、あと忘れてました!足のクオリティの低さ!
こちらは「メシータC」!
名前を付けるとしたら、「妖怪☆何でげすか」。
「メシータC」の次に行った「ラバパタスの儀式の泉(Fuente Ceremonial de Lavapatas)は、地面にめりこんだ岩盤の上に彫刻があるのですが、上から見下ろす用の橋がメンテナンス中でよく見ることができず。。ほぼ素通りしてラバパタスの丘へとせっせと登っていきます!ラバパタスの丘へは結構登るのでそれなりの覚悟が必YO!
で、ラバパタスの丘ではこんな石像たちがお出迎え!
正直な感想は、めっちゃ暑い中、階段をひたすら登って来た後に、石像なんて~、石像なんて~、どうでもイェ・・・
ここから元来た道を戻って行って「メシータB」へ!
個人的にはこの「メシータB」にいる石像たちが一番オモロイェイと思いました!
ドクロのネックレスがちらり!
ちなみにメシータってどういう意味なのかっていうと、メサ(mesa )ってスペイン語で「机」って意味なのですが、メシータ(mesita)となると「小さい机」とか机に対する愛称のような響きとなります。で、おそらくは上の写真のような石像でできた神殿みたいなのが「机」に似ているからメシータって呼ばれてるんじゃないかなーというのが個人的な解釈です。でもメシータって呼ぶにはデカイ。。
突然ですが、怖い! 怖い! 怖いっ!
こちらも、怖い! 怖い! 怖いっ!
こういった石像を見てると、この時代、宗教的な何かで生贄(いけにえ)を捧げていたのは間違いなさそうですね。
怖い系から一転、なごみ系!!
最初、ペンギンかよ!って驚きましたが、ワシだそうです!両足でヘビを押さえつけて、ヘビの頭をパクリ!やっぱり怖い系では?!
そしてメシータBで一番目につくのが次の石像!
ウワッヒャッヒャッヒャッヒャ~!!
名前を付けるとしたら、「妖怪☆顔面」。彼の顔面の輪郭は逆三角形でアゴの部分が結構長かったりする。各自でアゴの長さを付け足して「妖怪☆顔面」の姿を完成させてみてください!
もう閉園の時間が近づいてきましたが、最後に「石像の森」をイェイ!
森の小道にオモシロ石像が設置されていて、次はどんな石像が出てくるのかワックワクしながら森林浴を楽しめます!あっ、これ、コロンビア版、彫刻の森美術館!
ここにもいっぱい石像があるのですが、3つほど紹介してお別れとしましょう!
こんなところにも顔!
ハクション大魔王が出てきそうな笛。
いかりや長介 + イノッチ + 石 = これ!
いや~、一生分の石像を見た感じ!
実際にはもっともっと面白イェイ石像があるので、石像と並んで変顔をするのが趣味の人には大変お薦めです!
最後は超適当に締めましたが、以上、リアルタイム速報でした!
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コメント
> レックさん!
超が付かなくてもいいので、おぼっちゃまに生まれたかったですよ!いつ死ぬか分からないのでお金は計画的に使いきろうと思います!イェーイ!
2012年2月23日: 2号 さん
元気そうですね。
私もインドネシアで遺跡巡りや登山時に乗馬しますが、楽しいです。いつもながら、お金はどうしているんだろうと心配しています。きっと超いいとこのおぼっちゃまなんでしょうね。
2012年2月22日: レック さん
> なべりさん!
オーロラツアーの記事見ましたが花火やオーロラの写真、めっちゃイェイですね!引き分け以上に持ち込んでると思いますが!そしてビールの量も凄いじゃないですか!そしてそして、ふかわりょうには会える気がしないので、このブログで会ったことにしますww
> 18号!
馬に乗って渓谷の中を進んでいくから乗馬中も景色がめっちゃイェイんだよ!
> 10×10さん!
すみません、あの激流ですがシャッタースピード遅めで撮ったので激流に見えちゃってますが、実際は狭まってる分、ちょっとだけ急流って感じでしたイェーイ!グーグル検索ですが、過去に見たサイトを優先して検索結果出してるのではないでしょうかね~。
2012年2月21日: 2号 さん
モアイとは違って、いろんな顔の石像が楽しめました。
あと、激流の写真もすごかったYey!
Googleで「世界遺産」と検索すると、旅行記のトップが6番目に出てきますYO!
2012年2月21日: 10×10 さん
わぁ☆1号がスッキそうな石像ばかりだね。
乗馬イェイねー。
わたしも乗馬したいわ♪
2012年2月21日: 18号 さん
凄すぎる!こんなところがあったとは!?
行ける気がしないので、このブログで行ったことにします。
あとオーロラは、一応見れました(我が家的には引き分けです)
イェーイ!
2012年2月19日: なべり さん
私、コメントします!
みなさまからのコメントを楽しみにお待ちしております!
「イェーイ!」だけでも構いませんのでお気軽にどうぞ!
コメントは「承認制」のため表示までしばしお待ちくださいませ!
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