夜行バスでゴアから大都会ムンバイへ!
記事は [09年04月24日] 290 日目 インド2 29日目 / ゴア のお話
4月24日-25日、ゴア州の州都「パナジ」から、大都会「ムンバイ(旧称ボンベイ)」へ夜行バスで移動した時のお話です。インド門やタージ・マハル・ホテルを観光したお話もあります。
ゴアからムンバイへ行く夜行バスのチケットは、前々日にパナジの「カダムバ・バスターミナル」の「KADAMBA TRANSPORT CORPORATION 」という代理店で購入しました。エアコンありのリクライニング付の座席のバスで、1人710ルピー(約1,780円)でした。「GOVERNMENT 」と書いてあるんで政府系っぽいです。ムンバイ行きのバスが出発するのは20時なので、私達はその1時間前の19時過ぎに泊まっていた「パナジ・レジデンシー」を出発!えっちらおっちら15分くらいかけて歩いていきます。
「カダムバ・バスターミナル」に到着!
ひろーいバスターミナルを奥の方へ歩いて行き、バスチケットを購入した建物に入ります。バスチケット売場のおじちゃんにバス乗り場を聞いたところ、建物を出て道路の反対側にある駐車場にやってくるということなのでしばらく待ちます。建物から駐車場が見えるんでここにいれば大丈夫っぽいです。
このチケットと同じ色のバスがやってくるらしいです。
しかーし、バスがやってくるはずの19時半になってもちっともバスが来ない。。。バスチケット売場のおじちゃんに聞いてみようとするも既に売場が閉まっている。。。
私はこれは「もう一泊してゴアでゆっくりビールでも飲んでいきなさーい!」という天からのメッセージなのかな~なんてのん気なことを考えていたのですが、のん気じゃない2号に連れられて駐車場に近づいてみます。チケットと同じ色のバスを探そうとするんですが。。。
「暗くて色がよくわかんない!」
適当に一番近くにいた人に話しかけてみたところ、あんまり英語通じないけど何か近くにあるバスが「ムンバイ」行きのバスっぽい。私達のチケットを持って何人かの方々がワイワイ盛り上がって(奪い合って?)いますがどうやらムンバイまで行けるっぽいぞ!
何かよくわからないけれど、バスに乗っていい!と言われたので荷物を預けて乗車!
バスの中はエアコンがガンガンに効いていて感激!
椅子は1列4席で空間たっぷり!リクライニングはこれでもかって倒せるし、足置きもあるし、エアコンは寒いくらいに効いています。こりゃ快適に寝られそうだと2号と2人で大喜び。見つけるまでは大変でしたが思いのほか居心地が良さそうでホッとしました。
予定より少しだけ遅れて20時15分頃に「ムンバイ」へ向けて出発しました!途中ゴアのビーチの拠点となる「マプサ」などに寄りながら進んで行きます。車内はほぼ満席!私達以外はみなさんインドの方でした。
道中こちらのテレビでインド映画が放映されていました。
インド版都会派ドラマみたいな映画で結構面白そうだったんですが、機械の調子が悪いんだか途中何度も何度も止まるんです!そして止まった後に必ず巻き戻る!同じシーンを5回くらい見ることになるんです。だんだん飽きてきてやっぱり夢の中へ。。。
22時半頃休憩がありました。休憩の時にバスの色を見てみたところ、何となくチケットと同じ色だったような。う~ん、やっぱり暗くてようわからん!休憩後はみなさんリクライニングをMAXまで倒して寝られます。
もう1回夜中に休憩があったようです。2回休憩があるのは珍しいですね~。エアコンが効きすぎてちょっと寒いな~なんて贅沢なことを思っているうちにやっぱりガン寝!そしてふと気付くと既に朝でした。
そして次の朝!9時頃になると何か大きな建物が多い都会っぽい雰囲気が漂ってきます。「ムンバイ」が近づいてきたぞーー!
「ムンバイ」は人口1,000万人を超えるインドだけでなくアジア有数の大都市です。良港があったことから、17世紀には東インド会社の交易の拠点として発展し現在はインド経済の中心地とななっています。
またムンバイは巨大な映画の撮影所があることでも有名で、ムンバイの映画産業は「ボンベイ(ムンバイの旧称)」と「ハリウッド」をあわせて「ボリウッド」と呼ばれています。昨年アカデミー賞に輝いた「スラムドッグ$ミリオネア」もボリウッドの協力で作られたそうです。
観光地としては世界遺産に登録されている「エレファンタ石窟群」と「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)(CST駅)」、世界遺産以外ではインド門、そしてタージ・マハル・ホテルなどが有名です。「タージ・マハル・ホテル」は、昨年11月に起こった「ムンバイ同時多発テロ」で被害を受けたことでも記憶に新しいかと思います。
ムンバイはとても広い街なのですが観光地は主に南の方に集まっています。私達は安宿が多く集まっている「インド門」を拠点として観光する予定です。インド門はタージ・マハル・ホテルのすぐ近くにあります。
さて、ふと気付くとバスに乗っているのは私達だけ。。みなさん降りていかれたようです。車掌さんに「インド門に行きたい!」と言ったところ、ある場所で降ろされました。10時15分頃に到着したのでゴアからムンバイまでの所要時間は約14時間でした。
こちらで下車!
無事「ムンバイ」で降りることができたんですが、ここは一体どこなんだろう?
よーく目を凝らしてみると?
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(CST駅)だーー!
ムンバイに到着して真っ先にお目にかかれたのが世界遺産とは感激です!こちらはまた後日ゆっくり観光することにしてまずは宿探しです!
CST駅の前にあるバス乗り場からバスに乗って「インド門」へ向かいます。
10分くらいで「インド門」の近くに到着!
他の乗客やら車掌さんやらにせっつかれて慌てて降ります。危うく乗り過ごすところだったっぽい!1人4ルピー(約10円)でした。ここは「Colaba Causeway(Shahid Bhagat Singh Rd. ) 」という通りでこの右側にある路地に安宿が多いです。2号がロンプラで見つけた「Hotel VOLGA II 」を探してみます。
その辺にいたお兄さんに「Hotel VOLGA II 」の場所を聞いてみたところ、「Colaba Causeway 」沿いにある「Hotel VOLGA I 」を紹介されました。「Hotel VOLGA I 」も同じ系列らしいんですが、せっかくなのでロンプラに載っていた「Hotel VOLGA II 」に泊まりたい!ってことで場所を教えてもらいました。
そしてすぐ近くの「Hotel VOLGA II 」に到着!
ここの宿はちょっと分かりづらいです。「Colaba Causeway 」沿いにある「レオパルド・カフェ」の隣にあります。知らなかったら絶対宿だって気付かない。。。
部屋でーす!
外から見ると怪しいですが、お部屋はそこそこキレイ!ダブル、エアコン付きで900ルピー(約2,250円)でした。言い値は1,200ルピー(3,000円)だったんで2号頑張った!
都会で物価が高いムンバイにしてはエアコン付きの宿が1,000ルピー以下で見つかってホッとします。欧米の方々にも人気のようで結構混んでいました。トイレ、シャワーが共同の部屋もあるようです。近くにレストランやバーもたくさんありリッチな立地です!
宿から5分くらい歩くと「インド門」と「タージ・マハル・ホテル」を見ることができます。
多くの観光客で賑わっていました。既にテロから5ヵ月が経とうとしています。
左が旧館、右のタワー部分が新館です。
近くに寄ってみると柵のようなものがあり中には入れないようになっていました。
詳しくはわからないのですが、新館の入口で厳しいボディチェックをしていたのでそこから旧館にも入れるようです。
次回はムンバイで都会っぽい日々を送ったことについてのお話です!
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
先ほどホテルのマネージャーにもう少し滞在させて欲しいとお願いしてきました。昨日はお怒り気味だったマネージャーですが、今日はうって変わって笑顔で対応してくれました。昨日今の状況を難しい英単語1文字で書いて渡したんですが、その意味を調べてくれたのでしょうか。あの優しい笑顔はきっと調べてくれたのに違いない。。。何がともあれ宿が確保できて良かった。。。
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