さよならインド!デリーからオマーンへ!(マスカット経由でニズワ)
記事は [09年06月25日] 352 日目 インド2 91日目 / デリー のお話
6月25日、いよいよ中東編スタート!3ヵ月のインド生活を終え、いざオマーンへ!デリーからオマーンの首都「マスカット」まで飛行機でイェーイ!そこからオマーン第2の都市「ニズワ」までタクシーで一気にワッホーイ!したときのお話です!出入国に少し手間取ったぜイェーイ!
「インドの次の国はオマーン!」
これ実は僕たちも当初は全く考えていなかったルートなんで・す・YO!
日本出国前もインド入国前もインドの次は絶対ネパールでゆっくりしよう!って思ってましたが、「インドのボーパールで、肛門の、肛門による、肛門のための大沈没」をしてしまい、もはや雨季のネパールでゆっくりする必要もないだろうと思い、新たな候補地を探すことになったのです!
バクっとイランには行きたいと思ってたのでインドからイランまでどうやって行くかを考えました。で、浮かんだのは以下の3通り!
- インド ⇒ パキスタン ⇒ アフガニスタン ⇒ イラン
- インド ⇒ ウズベキスタン ⇒ トルクメニスタン ⇒ イラン
- インド ⇒ オマーン ⇒ UAE(ドバイ) ⇒ イラン
最も通りたかったルートは1番のパキスタンとアフガニスタンをスタンスタン抜けていくルートですが、さすがにこれは国際情勢を考えると著しく危険すぎるということで速攻で却下!
次に行きたいのは当時サッカーワールドカップ最終予選で盛り上がっていたウズベキスタンからトルクメニスタンへとスタンスタン抜けていくルートですが、ウズベキスタンへの入国は事前にビザが必要だし、オマーンと比べると航空券がめっさ高かった(確か2人で75,000円くらい)ので却下!
というわけでスタンスタン進むのはあきらめ、航空券が安く、ビザもオマーンの空港で取れるということで3番のルートを取ることになったのでーす!イェーイ!
で、インドからオマーンへの航空券は飛行機担当1号が「Expedia(インド) 」という旅行サイトで購入してました。今回は「Oman Aviation 」という航空会社だそうです。今ネットで「Oman Aviation 」をちょろっと調べてみたけど謎。。大丈夫か1号?!ちなみに「Expedia 」という旅行サイトは世界的に有名らしいで・す・YO!
- 航空券代(2人): 18,958ルピー(約47,395円) - デリー ⇒ マスカット 15:30発-17:25着予定
[内訳] 航空券:7,550ルピー×2, Taxes & Fees:3,058ルピー, Administration Fee:800ルピー
ほんでもってオマーンとUAEのガイドブックとして、初めてロンプラのPDF版を購入しましたので、こちらの「ロンリープラネット(Lonely Planet )を電子ファイル(PDF形式)で買ってみました!」の記事も合わせてどうぞ!
それではインドからオマーンへレッツらゴー!
まずは泊まっていた「ホテル・コース(The Corus )」を出発する直前の話から!
前々から気になっていた「とある持ち物」とここでようやく決別することができました!嬉しすぎる!「それ」は出発前から僕は不要だと思ってましたが、1号が「絶対活躍するから!」って鼻息をフンガフンガさせるもんだから仕方なしに僕のバックパックに突っ込んでいたのですが、ここ1年全く使用する機会がなかった!さすがの1号も当時の鼻息の荒さも覚めた様子で、ついに「それ」を置いていくことを了解してもらえました!
さようなら! シートまな板! (^0^)/~~
- プラスチック製の薄いまな板。100円ショップで購入。もちろん100円。
1号は「フルーツとか絶対に切るから!」とフンガフンガしてたのですが、そんな場面一切ねぇーじゃんかYO!薄いけどバックパックの中で結構かさばってたのでほんと置いていけてイェかった!イェかった!まぁ100円だからねー。これに関して1号のコメントをどうぞ。
1号:「あ~あ、これで季節の旬のフルーツ食べられなくなったじゃーん!」
2号:「だってあんた、まな板使わないで新聞紙の上で切ってたじゃーん!」
まぁそんなわけでウッキウキでホテルを出発したのですが、ホテル(コンノート・プレイスにある)から空港まで行くのに結構苦労した。。1号がインドのガイドブックをバックパックにしまっちゃったから「空港行きのバス乗り場」の場所が分からなかったのだー!僕たちはガイドブックに載ってると思ったら基本的に直前までは良く確認しないことが多いです。なのでバス停の名前はおろか、そもそもバスで行けるんだっけ状態。とにかく根がテキトウなんです。
ホテルのフロントで聞くも空港行きのバスについては知らなくて、空港までオートリクシャーなら200ルピー(約500円)、ホテルのタクシーなら600ルピー(約1,500円)で行けるということでした。
もちろんセカイェは歩いてバス停を探すことに!イェーイ!
とにかく近くにいる人に聞きまくる!英語が通じない人も多かったが、みんなが指差す方向に向かっていきます!どうやら「スーパー・バザール」とかいうバス停に行けばイェイことが判明!
躊躇しているヒマはない!とにかく練り歩く!
15分くらい歩きまわり、
「スーパー・バザール」到着イェーイ!
で今度はどのバスに乗ればイェイのか分からないので「エアポート、イェイ!」と騒ぎ立て、みんなに教えてもらいます。思えばインドの移動はずっとこんな感じだったな。。
インドのおじ様の「あのバスじゃー!」の掛け声に押され無事乗車!
やっとこ落ち着けた。。
- バス代: 50ルピー(約125円)
所要時間: 約50分(スーパー・バザール~インディラ・ガンディー国際空港)
今、歩き方で確認してみたら確かに「スーパー・バザール前のバス停からNo.780のバスに乗って」行けると記載されてました。ガイドブック持ってればもっとラクにイェーイ!できたのに!1号め~! (`ε´)
約50分くらいで「インディラ・ガンディー国際空港」到着!
ここまで来れば後は順調に進むだろう!って思ったら大間違いだぜイェーイ!
まず建物の中に入る前にパスポートと航空券のチェックがあるのだが、ネットで買った航空券は印刷しておらず手元にはなかった。他の国で聞かれたときはネットで買ってまーす!って言うと通してもらえたのですが、ココではそうは行かず。。ノートパソコンを開けてメールに添付されていた予約確認のファイルを細かくチェックされました。
ほんでもって中に入ってからチェックインカウンターに並ぶ前にもチェックが入る!ここでもノートパソコンを開けて航空券の確認が入る。。外のチェックマンと連携してよ。。てか1号、ロンプラは印刷したのになぜ航空券を印刷しなーい! (`ε´)
そしてようやくチェックインカウンターに並ぶ。。
しかしここのチェックインの受付の姉ちゃんも僕たちの前に立ちふさがってきた。。
受付姉ちゃん:「オマーンのビザは持ってますか?」
2号:「オマーンの空港でアライバルビザ取りマース!」
受付姉ちゃん: アタフタ ヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノ アタフタ
日本人がオマーンでアライバルビザを取れるのか確認するのにアタフタし始める。。そして姉ちゃんのボスにOKをもらった後、、、
受付姉ちゃん:「オマーンの次はどこへ行きますか?日本に戻りますか?」
2号:「オマーンの次はUAEに行きマース!」
受付姉ちゃん:「UAEの後、日本に戻りますか?」
2号:「(面倒くさそうなので)はい!その後日本に戻りマース!」
受付姉ちゃん:「UAEから日本への航空券は持ってますか?」
2号:「持ってないデース!これから買いマース!」
受付姉ちゃん: アタフタ ヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノ アタフタ
UAEから日本への航空券を持ってないとオマーンへ入国できないと思ってるらしく、確認するのにアタフタし始める。。そして姉ちゃんのボスにOKをもらいやっとこチェックイン完了!ってその「アタフタ ヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノ アタフタ」がめっちゃ疲れるわ!
でチェックイン後、気を取り直し、空港内でWi-Fi でもつながるかなーと思ってパソコン開いてみたら、有料イェーイ!またしても無駄にパソコンを開いてしまった。。
空港内の写真担当1号が撮るのはいっつもこういう所!化粧品コーナー!
写真で我慢しておくれ~! ヽ(´▽`)/
しかし「余った現地通貨を空港で使う大臣」の顔になった時の1号はかなりやってくれる!余った400ルピー(約1,000円)を1号に渡しうまく使ってきてくれるよう頼みます。基本、自由に買い物するのが好きなんで僕は干渉しません。
で買ってきてくれたのが、
225ルピー(約560円)もするチョコと、170ルピー(約425円)もするポテチ!
チョコが高いのはまだ分かるが400円超えるポテチって。。\(- -)
免税店はドルしか使えないからこうなったとのこと。少額でもオマーンの通貨に換えるべきであった。。
で、ここらで搭乗の時間を迎えたいと思います、イェーイ!
今回は謎な航空会社「Oman Aviation 」!
- 所要時間: 約3時間(インディラ・ガンディー国際空港~マスカット国際空港)
機体はかなり小さい方だと思いました。ここで1号と2号はなぜか微妙に離れ離れの席であったことが判明しました。あのアタフタ姉ちゃん、とちりやがったのか。。しかも機内食を配るお兄ちゃんには「何で君たち離れた席に座ってるの?」とか聞かれたりする。。
1号、2号:「こっちが聞きたいわ!」 \(- -) \(- -)
気を取り直せないまま機内食をどうぞ!
チキン、フィッシュ、ベジタブルの3種類から選べるのですが、こちらは1号が選んだ「ベジタブル」!僕はフィッシュを選びましたが中々イェかったです!
こちらはマスカット上空!
オマーンはこんな感じで、道と建物以外は「山か荒野!」って状態!
約3時間くらいでオマーンの首都マスカットに到着です!この時オマーン時間では17時くらいでした。
さてここからもうひと頑張り!オマーンの空港でビザをゲットしないといけないのですが、ここでもすんなり行かなかった。。 ○| ̄|_ ○| ̄|_
まずイミグレ(入国審査)の前にビザの発給窓口を発見!ビザ代を支払うために目の前にあったATMでオマーンの通貨(オマーンリアル、以下リアルと呼ぶ)を降ろそうとするも、なんかATMが不調でお金が下ろせない!(;゚Д゚) (゚Д゚;)
でもビザ発給窓口の隣に両替できるところがあった!イェイ!
と思ったら、両替所に人がいない!(;゚Д゚) (゚Д゚;)
無駄に時間が過ぎていくこと数十分。。ようやく姉ちゃんがやってくる!ここで今まで持っていたタイバーツを両替してようやくビザ代をゲット!
そして良く分からないうちにここでオマーンのビザも無事、(σ・∀・)σ ゲッツ!
- ビザ代: 6リアル(約1,560円)
これでようやくオマーンに入国だー!
ビザを引っさげ、ルンルン気分でいざイミグレ(入国審査)へ!
と思ったら、
1号、捕まってるし、、○| ̄|_
1号、飛行機のチケットの提示を求められるもどこかに失くしたらしく、ここから審査官のチェックが厳しくなり、パスポート以外の写真付きの身分証明書を見せろとか言われ始める。。運転免許証を持ってきてないのでとりあえずクレジットカード見せて対抗するも撃沈。。
そしたら1号、失くしたと思っていた「飛行機のチケット」を発見!
1号は飛行機のチケットをかざした。
しかしきかなかった。
もはや審査官、飛行機のチケットなんてどうでもいいらしい!
1号たちは逃げ出した。
しかしまわれこまれてしまった。
嘘です!この状況で逃げ出せるわけありません!
この後、色々な関係者が集まって来てパスポートと1号の顔の照合を繰り返し、わけの分からないまま解放!イェーイ!
やっとインドからオマーンに来れた。。 実にツイてない日だ。。
空港内のインフォメーションを見て、やっとこオマーン入国を感じる!
左の剣は「ハンジャル」(khanjar )と呼ばれるオマーンの伝統的な短剣で、オマーンのみやげ屋でよく売られています。オマーンの国旗の左上にも描かれており、ハンジャルはオマーンのシンボルなんで・す・YO!
さてマスカットに辿り着きましたが、ここからどこへ行くかギリギリまで悩んでました。まずは「マスカット」に泊まって情報収集するか、それとも恐らくは3つの世界遺産の拠点となる「ニズワ」へ向かうか。本当は飛行機の中で考えたかったのだがあいにく席が別々だったもので。。
そんなこんなで空港の外に出ると、「エアポート・タクシー」発見!
マスカット市内までは確か8リアル(約2,080円)で、ニズワまでだと確か25リアル(約6,500円)前後くらいであった。。いくらなんでも高すぎるでしょ~!オマーンは乗り合いタクシーじゃないとこんな感じでめちゃくそ高くなります!しかもここ先払い式タクシーで価格は一定、値下げは基本不可!
何か小回りの効かなさそうな国なんで早く抜けたくなり、ここでお金が高くついても早めにニズワまで行った方がトータル的にイェイんじゃないかって思い、ニズワに向かうことに!でも簡単に引き下がれる性格ではないので運ちゃんたちと相談。
- タクシー代: 20リアル(約5,200円)、所要時間: 約1時間10分
なんとか20リアル(約5,200円)まで下げてもらいました!イェイ!ちなみに運ちゃんの服装もだいぶ変わり、インド以外の国にやって来たぞーって感じました!ここまで大変でしたが。。
また車の乗り心地もイェイのよ!
スピードも出るわ!出るわ!
ニズワまではずーーっとキレイな道が続いてるのでスピード出っぱなし!
ニズワで泊まるのは「タヌーフ・レジデンシー」(Tanuf Residency )!ロンプラに載っていた一番安い宿に決めました!それでも12リアル(約3,120円)と書かれてます!高っ!
しかし到着してみたら、言い値は20リアル(約5,200円)!(゚д゚) (゚д゚)
確かに持ってたロンプラは2007年度版とちょっと古いが、20リアルはないっしょ!勘弁してくれ、オマーンの物価。。5泊すると言って16リアル(約4,160円)まで下げてもらいました。
ただし、部屋はでかいです!
インターネットの環境はありませんが、エアコンはガンガン効くし、ファンもあるし、冷蔵庫もあります!でも4,000円にしては何かイマイチ。。
そして一見、良さげなバスルーム!
だけどシャワーにはシャワーヘッドが付いてませんでした。。水道から水が垂れ流し状態。。
だけど見た目は中々のもの!
左の赤い看板がある所は中々イェけてるトルコ料理レストラン!このホテルどう評価してイェイやら。。ただオマーンって宿はどこもこんな感じで高いのは確かです。
次回はそんなニズワの町情報をお届けします!
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
トルコの朝晩の寒さで、2人とも風邪にやられていました。特に2号は36度8分というこう高熱にうなされ、ビールの量も500ml缶4本まで抑えなければいけないほどでした。が、復活イェーイ!いよいよトルコの内陸に向かって動き出します!
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コメント
> kiacoさん!
お久しぶりです!記事はオマーンですがトルコまで来ちゃってますYO!これから中東編をたっぷりとご堪能くださいませ!イェイ!
2009年7月29日: 2号 さん
久々に遊びにきたら、もうオマーン。イェイ、びっくり!
それにしても、現地色たっぷりですねー
さすが中東!
2009年7月27日: kiaco さん
私、コメントします!
みなさまからのコメントを楽しみにお待ちしております!
「イェーイ!」だけでも構いませんのでお気軽にどうぞ!
コメントは「承認制」のため表示までしばしお待ちくださいませ!
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