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2010年3月 4日

ヨルダン / アンマン で更新


93発目の世界遺産!イスタンブール歴史地域[2.ヒッポドローム(蛇の柱&オベリスク) & ヴァレンス水道橋 & ゼイレック・ジャーミィ等]

記事は [09年08月06日394 日目   トルコ 19日目 / イスタンブール のお話

8月6日-9日、そして年をまたいで2010年2月1日-5日、2月8日-11日にも再訪したイスタンブール滞在時のお話。トルコで4発目の世界遺産は「イスタンブール歴史地域」!今回からイスタンブールの各見所を長々とお届けしていくのですが、まずは僕たちが訪れた中では一番地味目なスポットからご紹介!柱と橋と工事中イェーイ!

それでは、まずは「ヒッポドローム」からどうぞ!

pencilヒッポドローム」はブルーモスクの西隣にある4世紀に完成した戦車競技場の跡地!現在は広場となっており、ここに残された3本の柱が見所となってます!イェイ!

3本の柱は間隔をあけて一直線に並んでおり、

こちらが一番南側にある「コンスタンティヌス7世のオベリスク」!

コンスタンティヌス7世オベリスク

オベリスク」とは、古代エジプトで太陽神を象徴した、先端のトガった四角い柱のことで、1つの大きな岩から造られるのですが、こちらのオベリスクは石のブロックを積み重ねて造られており、先端もトガっていませ~ん!オベリスクと銘うって記念碑的に建てられたものではないでしょうか。

近くで見ると石が積まれて造られてるのが分かります!イェイ!

コンスタンティヌス7世オベリスク

そして奥に見えている柱こそが正真正銘のオベリスク、「テオドシウス1世のオベリスク」となります!イェイ!イェ~イ!さらに上の写真をよーーく見ると、奥のオベリスクの手前にもう1つ小さめのウネウネとした柱が立っているのですが、

こちらの青銅で造られた「蛇の柱」でーす!

蛇の柱

途中からポキって折れてしまっており、ヒッポドロームにある3つの柱の中では小さくて目立たない存在となってしまってます。

が、このウネウネ感に観光客は引き寄せられてきます!イェイ!イェイ!

蛇の柱

そして「歩き方」によるとこの柱、元々はギリシャのデルフィにあるアポロン神殿にあったものを持ってきたものらしいです!アポロン神殿は「デルフィの古代遺跡」として世界遺産に登録されており、僕たちもこの後、187発目にイェーイ!しました!というわけで写真をどうぞ!

1号の奥に見えているのがアポロン神殿の跡!

デルフィの古代遺跡

青銅の柱がありそうな雰囲気には見えませんが、あそこのどこかに蛇の柱があったということでしょう!!

そして話をイスタンブールに戻し、ヒッポドロームにある3つ目の柱は、

こちらの「テオドシウス1世のオベリスク」!

テオドシウス1世オベリスク

ひとつの大きな岩のかたまりからできており、先端もピラミッド状にトガってる!これこそオベリスク!それもそのはず、こちらはエジプトのルクソールにあるカルナック神殿から持ち運ばれたものなのでーす!このカルナック神殿も「古代都市テーベとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されているのでこの後イェーイ!する予定です!

柱の台座部分にも彫刻が施されてます!

テオドシウス1世オベリスク

そして何と言っても目立っているのが、柱に刻まれた「ヒエログリフ」!

テオドシウス1世オベリスク

ヒエログリフとは古代エジプトで用いられた象形文字のことです。このヒエログリフはナポレオンのエジプト遠征時に発見されたロゼッタストーンによって解読されたのは有名なお話!

解読されてるってことは、これも読める人には読めるはず!

テオドシウス1世オベリスク

周りが枠で囲まれているところ(カルトゥーシュ)はファラオの名前らしい。しかし「虫」みたいなのと「目」で名前が表せるものなのか。解読した人、めっちゃすごいわ!

柱の先端部分にもエジプトを感じさせる彫刻を発見!

テオドシウス1世オベリスク

以上、ヒッポドロームにある3本の柱のご紹介は終了です!

ちなみに3本の柱以外には、近くに8角形の「ドイツの泉」なんて建物もあったりします!

ドイツの泉

ここで記念撮影をする観光客は結構多かったです!右奥には有名なアヤソフィアが見えてるからね~!

というわけで、かつては戦車競技場だったことを全く感じさせない「ヒッポドローム」でした!イェーイ! bleah

続いては旧市街のメインエリアからちょっと離れた所にある「ヴァレンス水道橋」付近をご紹介!

ヴァレンス水道橋へはどうやって行くのがイェイのかよく分からなかったのですが、ブログで知り合ったニモりんさんが先にイェーイ!していたので、イスタンブールでご対面した際に情報ゲット! (σ・∀・)σ

アクサライ駅から歩いて行けるとのことでしたので、ご対面の後、早速カラキョイ駅からトラムに乗ってアクサライ駅までイェーイ!トラムの料金はどこまで乗っても1.5 トルコリラ~!

  • トラム代: 1.5TL(約100円)

アクサライの駅を降りると「アタテュルク大通り」がデーンしてますので、この道をひたすら北へ! ┌( ・_・)┘

アクサライ

旧市街地区を南北に貫く幹線道路だけあって、交通量がめっちゃ激すぃ~!この大きな道をグワングワン通る車の風を感じながら10分ほど歩いていくことになります。北へ!北へ!

最後大きな交差点を地下を通って抜けると、

アクサライ

ヴァレンス水道橋が目の前にドデーン! d(⌒∇⌒)b

ヴァレンス水道橋

この水道橋は368年に建造され、トプカプ宮殿やアヤソフィアがある旧市街東部の地下貯水池へと水を供給していたそうです!メデューサの首で有名な「地下宮殿」にここから水が運ばれていたんで・す・YO!

2重のアーチが美すぃ~!!

ヴァレンス水道橋

本来の全長は約1kmあったらしいのですが、現在残っているのは800mほど。

そして現代では、ガンガンこの下を車が通過します!

ヴァレンス水道橋

幹線道路だけあって、オトガル(バスターミナル)からセルビス(無料送迎バス)で新市街や、旧市街東部に行く際にはここを通る可能性大です!僕たちは夜中にスィルケジからオトガルに行くセルビスがヴァレンス水道橋の目の前を通りましたが、ライトアップされていて昼間とは違った美すぃさがありましたYO!

そして地図を見ると、ヴァレンス水道橋をくぐってさらに北に進んでいくと、「ゼイレック・ジャーミィ」と呼ばれるビザンツ時代の修道院まで行けるのでイェーイ!してみました!

ある程度北に進んだらアタテュルク大通りから左の小道に入らないといけないので、例のごとく付近の人に聞きまくります!確か看板が出ていたような出ていなかったような。。

ゼイレック・ジャーミィは丘の上にあるので、小道に入ると中々の登り坂が待ってます!

ゼイレック・ジャーミィへ

この写真を見て思った。この頃はサンダルで歩き回ってたのか~。最近は寒かったからサンダルで歩き回るなんて考えられなかったわな。

そして上の方に登っていくと眺めも良くなるので、

遠くの方に、「スュレイマニエ・ジャーミィ」が見えちゃったりなんかしたりします!

スュレイマニエ・ジャーミィ

「スュレイマニエ・ジャーミィ」は、オスマン帝国の最盛期をもたらしたスレイマン1世の命で1557年に建てられたモスクです!このモスクはオスマン建築の最高傑作のひとつとか、イスタンブールのモスクの中でも最も美しいモスクとも言われており、イスタンブールの名所の1つなんですが、僕たちは遠くから眺めただけでありま~す!イスタンブールにはモスクいっぱいあるから。。 bleah

丘の上まで登りきると、古めかしい建物の裏側からピンク色のドームがチラリ!

ゼイレック・ジャーミィへ

ここら辺は観光地~!って感じは全然なくローカルな雰囲気が漂ってます!どこも慌しい感のあるイスタンブールでは新鮮な地域でした。

しかし!

ゼイレック・ジャーミィにやっとこ着いたと思いきや、

工事中だったぜイェーイ! (T_T)

ゼイレック・ジャーミィへ

ここが世界遺産だということを示す、世界遺産エンブレムもあったのに残念。。

ゼイレック・ジャーミィへ

頼めば中に入れるのかと思いきや、頼めそうな人がおらず。。撤退。。ここからアクサライ駅まで歩いて戻り、トラムに乗って帰っていったとさ。

そしてこの記事の最後に。

紙面の都合上、何の脈絡もなくガラタ橋付近の「イェニ・ジャーミィ」!イェーイ!

イェニ・ジャーミィ

新市街からトラムやフェリーで旧市街側にやって来ると、このイェニ・ジャーミィがお目見えします!イスタンブール名物「サバサンド」を求めてガラタ橋までやってくる人も多いので、このモスクの露出はかなり多いかと!イスタンブールにはきれいなモスクがいっぱいあるのよ。

次回も引き続き、ちょっと遠くの見所をご紹介!

93発目の世界遺産!イスタンブール歴史地域[3.テオドシウスの城壁 & カーリエ博物館(コーラ修道院)]」の記事に続く。

【目次 - イスタンブール歴史地域】
  1. イスタンブール歴史地域[1.見所紹介]
  2. イスタンブール歴史地域[2.ヒッポドローム(蛇の柱&オベリスク) & ヴァレンス水道橋 & ゼイレック・ジャーミィ等]
  3. イスタンブール歴史地域[3.テオドシウスの城壁 & カーリエ博物館(コーラ修道院)]
  4. イスタンブール歴史地域[4.トプカプ宮殿 & イェレバタン・サライ(地下宮殿)]
  5. イスタンブール歴史地域[5.スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)]
  6. イスタンブール歴史地域[6.アヤソフィア博物館]
  7. イスタンブール歴史地域[7.スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク) & アヤソフィア博物館の全景&夕景&夜景]

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