71発目の世界遺産!タージ・マハル
記事は [09年06月17日] 344 日目 インド2 83日目 / アーグラ のお話
6月17日-18日、インドで14発目の世界遺産「タージ・マハル」をイェーイ!しました!インドに入ってから83日目、ついに来た~といった感じです!17日-18日と2日間に渡っているのは、実際に入場した以外にもホテル「シャンティ・ロッジ」の屋上からイェーイ!してるからでーす!ちなみに1号は2度目のタージ・マハル!ちょっと生意気!
世界遺産 「タージ・マハル」は、インド・イスラム建築の最高傑作と讃えられる、それはそれは有名な世界遺産!ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、若くして亡くなった最愛の王妃ムムターズ・マハルのために、ありったけのお金と時間を使って建てられました!総白大理石の建物にトルコ石やサファイアなどの宝石をはめ込んで装飾されたなんともゴージャスな霊廟です!
アーグラとデリーではインド・イスラム建築の世界遺産をいくつかイェーイ!することができます!ムガル帝国歴代皇帝と世界遺産の関係は以下の表をどうぞ!
【 ムガル帝国の歴代皇帝とデリー&アーグラにある世界遺産との関係 】
カギ括弧の中が世界遺産の名前になってます!
# | 名称 | 世界遺産との関係 |
---|---|---|
第1代 | バーブル | - |
第2代 | フマユーン | 「デリーのフマユーン廟」に眠る |
第3代 | アクバル | 「アーグラ城塞」建設 「ファテープル・シークリー」建設 |
第4代 | ジャハーンギール | 「アーグラ城塞」にジャハーンギール宮殿存在 「アーグラ城塞」増強 |
第5代 | シャー・ジャハーン | 「タージ・マハル」建設 「レッド・フォートの建造物群」建設 「アーグラ城塞」増強 |
第6代 | アウラングゼーブ | シャー・ジャハーンを「アーグラ城塞」に幽閉 「アーグラ城塞」の城壁建設 |
そういえば日本出発前に「一生に一度は行ってみたい世界遺産ランキングー」なんて記事の中で、王様のブランチで放送された世界遺産ベスト5を紹介しましたが、なんと「タージ・マハル」はベスト5には入ってませんでした。そして僕たちの予想の中にも入ってなかった。。有名なようで案外忘れられてる世界遺産なのだろうか。。
しかし、なんだかんだ超有名だと思うので目新しい情報や写真はさすがに出せませんが、タージ・マハルの美すぃさを少しでも伝えられればと思います!
それでは「タージ・マハル」へレッツらゴー!
まずは僕たちが泊まっていた「シャンティ・ロッジ」の屋上からの眺めをご紹介!
シャンティ・ロッジはタージ・マハルまで徒歩5分と中々の立地!ここは屋上がレストランになっており、タージ・マハルを眺めながらお食事ができます。屋上ですが日影も作られているので安心で・す・YO!シーズンオフだと思えるこの時期でも外国人観光客は結構やってきました。泊まってなくてももちろん来ることができます!
屋上のレストランからもう1段上に登れる所があり、そこからの眺めが実にイェーイ!
ジャジャーン!
ついにタージ・マハルとご対面で・す・YO! \(^o^)/
タージ・マハルの左にある大きな赤い建物が「正門」です!タージ・マハルは周辺に何もない所にポツンと立っているのかと思いましたが、実は近くには古びた民家(お店)がたくさんあるんですね~。白亜のタージ・マハルとのギャップがイェイ!
ちなみにこちらが上から見た町並み。
この生活感漂う町並みだけ見ると、まさかすぐ近くにタージ・マハルがあるなんて想像つかないっしょ!
しかしすぐ近くにはあります!タージ・マハル!
- シャンティ・ロッジの屋上より望遠レンズでパシャリ!
美すぃ~!
屋上から望遠で撮った構図は結構珍しいのかなって思い、僕的にはこの写真がタージ・マハルで撮った写真の中で一番気に入っています!素人ながらうまく撮れたかなと。
屋上から見た早朝のタージ・マハルも美すぃ~!
美すぃ~!
- 朝5時30分からスタンバイ、6時頃の写真です!
朝日は屋上から見ると右側から昇ってくるので、こんな感じでタージ・マハルの右側にポワーンって光が当たります!実際に見るほうがもっとピンクっぽかったのですが写真だとこうなってしまった!まぁこれはこれでイェイか!ちなみに夕日は逆に左側に当たるわけですが、そんなにイェイ写真が撮れず。。
以上、屋上からのタージ・マハルでした!
続きまして、タージ・マハルに入場した時の様子をご紹介!
タージ・マハルへの入場口は「西門」、「東門」、「南門」の3つがあるのですが、僕たちはタージ・マハルの正面にあたる「南門」から入場することにしました!正面の方が王道っぽいでしょ!
この日は屋上から朝日を見てから2度寝しかけた後、9時半頃出発しました!午前中は「タージ・マハル」観光で、午後は「アーグラ城塞」に行ってます!
こちらは南門に続く道です!奥に薄っすらと見えてるのが南門!
既に屋上から見てしまった後なので、土器土器感はそこまでありませんでしたが、初めての方であればこの道を歩いてるときに、「そろそろタージ見えるんじゃない!?見えるんじゃない!?」ってな感じでテンションうなぎ登りになることでしょう!
しかし自分の世界にだけ浸ってられないのがインドのイェイところ!この道の両サイドは全部みやげ屋なのでワクワクしながらも売り子たちのお相手をしなければいけないんで・す・YO!
そして南門のすぐ右側に「チケット売り場」が登場!
- Entry Fee (Archaeological Survey of India ): 250ルピー(約625円)
- Toll Tax (Agra Development Authority ): 500ルピー(約1,250円)
オフシーズンだからなのか、入口が3つあるからなのか、チケット売り場は驚くほど空いてたぜイェーイ!そしてチケット代も合計750ルピー(約1,875円)と驚くほど高いぜイェーイ!入場料250ルピーの他に「Toll Tax 」なるものを500ルピーも払わなければなりません!アーグラ城塞でも50ルピーの「Toll Tax 」が必要ですが、500ルピーの「Toll Tax 」を払えば、同日に限り共通で払ったことにできます!
そしてチケットを買うとこんなものが無料でもらえます!
ジャジャ~ン!
タージ・マハルがプリントされた格好イェイ紙袋に入った500mlのミネラルウォーター!世界遺産グッズってそんなに見かけないので何か嬉すぃ~!でもコレ要らないから入場料もっと安くして欲しいという声も聞こえてきそう。。
さぁ、いざ入口の南門へ!
入場前にはボディチェック、カバンチェックが念入りに行われます!目の前に見えてるのが屋上からもくっきりと見えていたタージ・マハルの「正門」で・す・YO!
というわけで正門、イェーイ!
- ちなみ「正門」と書いてますが、南門と呼んでいる資料もあります。正式名称が良く分からん。。
目の前まで来ると、屋上から眺めていたときの印象とは違ってかなりの迫力!赤砂岩に白い大理石がはめこまれたこの感じがたまらん!そしてこの門をくぐると、(松本)いよいよタージマハルの登場です!
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
これこそが写真などで良く見る(ベタな)タージ・マハルの風景!真っ白なタージ・マハルが緑の中に映え渡ります!
イェーイ!!
- タージ・マハル初めての人(左)と、2度目の人(右)。右の人の表情&アクションが若干硬い。
そしてタージ・マハルの左手には「モスク」、
右手には「ジャワブ」(Jawab )と呼ばれる迎賓館があります!
モスクと、ジャワブは全く同じ形です!こんな感じでタージ・マハルは、ある1点を除いては全てが左右対称に造られていることで有名なんで・す・YO!その1点についてはあ・と・DE!(なんだこの表現、めっちゃ恥ずい。。)
タージ・マハルの基壇の上は土足禁止です!
こちらで靴を預けてから基壇の上に登ります。この下駄箱はタージ・マハルの正面を挟んで左右に1箇所ずつにあるので、うまく靴を下駄箱に納めて左右対称を実現して欲しいものです!
僕たちは左側のモスクのある方から上に上がりました。
地面はハンパなく熱いです。。
こちらが「モスク」の正面!
モスクの赤白と1号の赤白がイェイ感じでしょ!ちなみに暑い&熱い状況なのでモスクの方にはあまり観光客はいませんでした。
中は外観と同じで、赤を基調にして白で装飾した比較的質素な造りです。
モスクの端からパシャリ!
天井をパシャリ!
こちらはモスクには欠かせない「ミフラーブ」!
ミフラーブとは礼拝用に壁にくぼみが作られた場所で、こちらがメッカの方向(ギブラ)を示しています!
モスクもこんな感じで中々イェイ雰囲気を持っているので、足の裏を焼け焦げにして来る価値はあります!
そしてこのモスクの右側からは「アーグラ城塞」を見ることができるんで・す・YO!
こちらの河がヤムナー河で、このヤムナー河沿いに「タージ・マハル」と「アーグラ城塞」の2つの世界遺産があるわけなんです!遠くの方に薄っすらと写っている赤い城壁のある所が世界遺産「アーグラ城塞」!
シャー・ジャハーンはあまりにもお金を使いすぎるので?、息子のアウラングゼーブによってこのアーグラ城に幽閉されてしまいます!
恐らくはここがシャー・ジャハーンが幽閉された「囚われの塔」!
シャー・ジャハーンは晩年、ここから最愛の妻に捧げたタージ・マハルを眺めて暮らしたと言われています。悲しすぎる!いや、金使おうとしすぎるから仕方ないのかも!
下の写真はタージ・マハルの後ろ側なのですが、ヤムナー河の対岸にさらに黒大理石で自分の霊廟を造って橋をかけるという壮大な金使いを計画していたんで・す・YO!
さすがに息子も我慢できなかったらしい。。
モスク周辺を堪能した後は、タージ・マハルの霊廟の中を目指します!
基壇の上には布みたいなのが引いてあって、裸足でも熱くならないように配慮がされてましたが、普通に熱いから!
基壇の上から正門の裏側をパシャリ!
正門から霊廟までは水路によって四分された庭園が広がっています。こちらのペルシア式の幾何学庭園は「チャハルバーグ」と呼ばれ、やはり左右対称になるように造られています!
斜めから見た霊廟!
霊廟は八角形に造られており、斜めから見ても左右対称!
そしてこちらが霊廟の入口!ドン!
霊廟の壁は、宝石をはめ込んで装飾されています!
白い大理石に赤や黄色が映えわたります!植物の浮き彫りもあるんで・す・NE!
他にはイスラム教の聖典「コーラン」を表すアラビア文字も!
1号はこれがかなりお気に入りのようでアラビア文字を見ては鼻息をフンガフンガさせていました。やはり白大理石の上に刻まれてるから黒が映えるんだよね!白大理石バンザ~イ!
そして霊廟の中へ!この中にタージ・マハルで唯一左右対称でないものがあるのですが、霊廟の中は写真撮影禁止でした。。
左右対称でないもの、それは「シャー・ジャハーンの棺」なんで・す・YO!本来この霊廟は王妃ムムターズ・マハルのために造られたものなので、霊廟の中央にはムムターズ・マハルの棺が安置されているのですが、シャー・ジャハーンの死後、その棺は王妃の隣に安置されたのです。シャー・ジャハーンは自分のために黒大理石の霊廟を作る予定だったので、彼にとってここに自分の棺が置かれることはかなり予定外だったことでしょう!ちなみに観光客が見られる棺はレプリカであり、本物は地下に眠っているようです。
帰ろうと思ったらこんなの発見!
靴を履いた上から袋を付けて、この状態で基壇部分に上がってる!裸足じゃなくてもイェかったのね。。
こうしてタージ・マハル観光を終えたとさ。。
最後にベタな構図でもパシャリ!
そして最後の最後に、タージ・マハルを上から見下ろした写真をご紹介!見下ろした写真は飛行機にでも乗らないと中々撮れませんからね!超貴重かと!
それでは貴重なショットをどうぞ!
イェーイ!
この後ランチを食って、午後は「アーグラ城塞」へ!
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
現在、超巨大ショッピングモール、ドバイモールにいまーす!1階にはスケートリンクがあるぜイェーイ!さすがはドバイ!ここでWi-Fi がつながりました!紀伊国屋で次の国の歩き方を調達しようとするも旅のルートを良く考えていないため難航!ガイドブックコーナーの前で行き先をあれこれ検討することに!いっつもこんなノリで行き先決めてます、イェイ!
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コメント
> yossyさん!
シャンティー・ロッジの近くに「ホテル・カマル(Hotel Kamal )」ってのもあって、その上も登れるらしいのですが僕たちはカマルの上は見てません!なので両方登ってみてください!イェイ!
2009年7月13日: 2号 さん
おぉ~、朝のタージ・マハールが美すぃー!
そして、我々、シャンティーロッジをロックオン!
宿情報ありがとござんす♪
これからもよろしくお願いします…。
しかし、インドは隣国なのに、気分的に遠いです…。
2009年7月 9日: yossy さん
> tama!
弾丸トラベラー、日本にいたとき見てたわ!女2人でどこの宿に泊まったか気になるわ!
ドバイはバックパッカーには物価が高すぎる!残念ながらショッピングモールで涼しんでただけかも!イェーイ!
2009年7月 5日: 2号 さん
ちぇー(-3-)
今日はテレビ番組「弾丸トラベラー」でタージマハルが紹介されてるとよー
マリエ&藤井リナです
紹介されてる内容は、ほろんど同じぃ~笑
今は、ドバイだねー
豪華そぉ~
わくわく
2009年7月 4日: tama さん
> tama!
腕おしゃれな人いっぱい見かけたよ!でも写真撮ってないなー!しかももうインドにいないし!イェーイ!
2009年7月 4日: 2号 さん
タージマハル、いいねー
迫力あるわーやっぱり
今、インドデリーの紹介番組やってるよ
路上でメヒディっていう、日本で言うところのネイルアートがあるみたいだよー200エンくらいで。(やってほしいーなー♪)
インドではつめではなく、腕にお洒落するみたいだねー
びっくりしたー
腕やら手に、細かい模様かいてくれるみたい!
みかけたら是非写真ぱちりしてほしいなー
2009年7月 4日: tama さん
私、コメントします!
みなさまからのコメントを楽しみにお待ちしております!
「イェーイ!」だけでも構いませんのでお気軽にどうぞ!
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