ボーパールで1ヵ月の大沈没生活 -ホテル編-
記事は [09年05月08日] 304 日目 インド2 43日目 / ボーパール のお話
5月8日-6月13日、「ボーパール」で37日間も過ごした時のお話です。当初は世界遺産「サーンチーの仏教建造物群」と「ビンベットカのロック・シェルター群」をイェーイ!して4泊で次の街へ行く予定だったのですが、ありえない災難が奇跡的に重なり世紀の大沈没となってしまいました!今回はそんな大沈没生活のホテル情報を中心にお届けします!
「ボーパール」はインド中部マディヤ・プラデ-シュ州の州都で、鉄道の合流点となっていることから栄え、美しい湖がある街です。イスラム教の方々が多く、インド最大級のモスク「タージュル・マスジド」などたくさんのモスクがあります。また、1984年にはアメリカ資本の「ユニオン・カーバイド社」の殺虫剤製造工場で有毒ガスが流出し、多数の死者を出す事故が起きたことでも有名です。
私達はボーパールの北側(旧市街)、「ハミディア・ロード(Hamidia Road) 」の近くにある「ホテル・ソナリ 」に泊まっていました。ロンプラによると街の南の方にある新市街はかなり都会的な雰囲気だということなのですが、私達は旧市街の方しか見ていないのでわかりません。。。1ヵ月もいたのに湖やモスクも観光していないのでこちらもわかりましぇん。。。
こちらが「ホテル・ソナリ 」
- 会議に参加されていた?皆様
エアコン付きダブルルームが1泊850ルピー(約2,130円)で、朝食が付き、無料で「Wi-Fi 」が使えます!お部屋は快適で熱いホットシャワーがガンガン出ます!ビジネスマンによく利用されているようで、毎日の様に会議が開かれていました。
ルームサービスも充実していて冷たいビールを注文することもできます。
- キングフィッシャー: 105ルピー(約260円) ピーナッツが付きます。
- 慌てて撮ったんで泡が消えちゃいました。
ある日いつものキングフィッシャーとは違うのがやってきたー!
- キングフィッシャー(ストロング):105ルピー(約260円)
- 瓶の色は違いますが中身は一緒です。
むむ!ストロング!!!
こちらのビールアルコール度数は6~8パーセントと瓶に書いてありました。曖昧、イェーイ!結局真の度数はわからないんですが、とにかく強くて1杯飲むだけでクラクラしてきます。のどごし重視のセカイェなんでプハーっと飲みたいところなんですが、ストロングだとまるで焼酎のようにチビチビと飲まないといけないんでーす!酒弱いな~!
こんな感じで夜な夜な晩酌を楽しんでおりました。ルームサービスに電話して「フィニッシュ!」と言うだけで「キングフィッシャー?!」と聞き返されるし、夜になっても何も頼まないと「ビールは飲まないか?」と電話がかかってくるし、「ランチはビール?」とからかわれるし、すっかり酒好きのイメージが定着したようです。
実は最初はこちらの酒屋でビールを買って持ち込んでいたんです。
酒屋で買うと70ルピー(約180円)と安いので、食事はホテルで頼んでビールは持ち込んでイェーイ!していたのですが、ホテルの決まりで持ち込み禁止~と怒られたのと、冷たいビールを飲みたくなったのとでここのホテルで買うことにしたんです。
ホテルで頼んでいた食事はこんな感じです!
ビールに良く合う辛チキン炒め!2号好物炒飯!
- チリ・チキン: 165ルピー(約410円)
- 炒飯: 66ルピー(約170円)
朝は、無料の朝食を部屋まで持ってきてくれます。
- コーヒー or 紅茶、マンゴージュース、ヨーグルト、パン、ポーハ(カレー味のツブツブ)
日によってヨーグルトがなかったりマンゴージュースがなかったりします。。。カレーとプリー(揚げパン)の日もありました。このカレーが結構美味しかった。しかし何が出てくるかはその日の運次第!
こちらの朝食は美味しいんですがちょっと重いので、ある日「今日はコーヒーだけでいい!」と言ってみたところ、「コーヒーだけだとタダじゃないよーん!」と言われてしまったり、コーヒーをブラックコーヒーでお願いしたら別料金を取られたり、
何か融通が利かないのが惜しい!
そしてこちらのホテルには、ランドリーサービスもありTシャツ1枚10ルピーで出すことができます。安いし朝出せば夜8時くらいには仕上がってくるので結構利用していたのですが、キレイになった洋服をふと見てみると。。。
油性ペンで部屋番号(501)が書かれている!\(- -) \(- -)
全部の服に書かれてしまいました。。普通はランドリーに出すと短い糸を縫い付けて部屋別に識別するんですが(真ん中の水色の糸)、大胆にも直接服に書いちゃうとは!まあ高い服じゃないので別にいいんですがちょっとびっくり!2号はズボンに501と書かれてしまい「リーバイス501だー!」と大騒ぎ!
また、こちらのホテルは何かと言うとスタッフがブザーを押した瞬間に部屋に入ってくるのでちょっと落ち着かないです。2号曰く「ブザーは、あと0.2秒後に部屋に入りますよという合図」だそうです。鍵をかけておけば良いのですが、それが面倒になるくらい頻繁に部屋が開けられるんです。
そして残念ながら全体的にちょっとケチなんです。
エアコンは受付にある主電源で頻繁に切られてしまうのでその度に電話をかけて「エアコンプリーズ!」。
そしてインターネットは、インドでは珍しく「Wi-Fi 」が部屋で使えるんですが、
- 懐かしのADSL
しばしば謎の不具合?を起こします。
【不具合その1】
数時間に一度モデムのスイッチが切られてしまう。
対処法 → スイッチをつけにいく。
【不具合その2】
モデムのスイッチを入れても電源が入らなくなる。
対処法 → スタッフに聞くと「テクニカルエラー」と言われたが、よーく見るとコンセントが抜かれていたので差し込んで復旧。どこがテクニカル?
【不具合その3】
モデムの電源は入るのにインターネットがつながらなくなる。
対処法 → スタッフに聞くと「テクニカルエラー」と言われたが、よーく見るとLANケーブルが抜かれていたので差し込んで復旧。どこがテクニカル?
【不具合その4】
電源プラグもケーブルもつながっているのにインターネットがつながらない。。。
対処法 → マネージャーに聞くも「モデムがショートした」と言われる。。なすすべなし。。。
このホテル。。。もしかして。。。
私達に「Wi-Fi 」を使って欲しくないのかも?!
2号が従量制なんじゃないの?と言っていましたが、ADSLでそんなのあるのかな~。
とこんな感じで色々と愉快なことの多いホテルではありますが、850ルピーでエアコン付きの部屋というのはインドでは安い方ですし、「Wi-Fi 」が部屋で時々でも使えるというのも貴重だったので、何だかんだで居心地の良いアットホームなホテルだったと思います。
さて、「Wi-Fi 」が使えない時は近所のインターネットカフェへGO!
こちらはホテルから「ハミディア・ロード」へ行く途中にあるインターネットカフェです。
- 1時間20ルピー(約50円)
- ノートPCをつなぐことができます。
回線速度はそこそこで、インドのビジネスマンの方々でいつも賑わっていました!
最後にスーパーの紹介です。
さて、さすがに1ヵ月もいるとスキンケア用品などが切れてきたのでスーパーに買出しに行ってみました。
スーパー「Reliance Fresh 」
オートリクシャーで5分くらい行ったところにあります。ホテルの近くではスキンケア用品を売っているところは見当たりませんでした。
- 主に食材が多いです
ニベアのクリームや、トリートメントなどを手に入れることができました。1号大好き化粧水や2号必需品の綿棒は見当たりませんでした。こういったものも恐らく新市街に行けば手に入るかと思います!
次回はボーパールの美味しいもの情報についてお届けします!
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
あと10時間で出発なので怒涛の更新です!
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