ボーパールからカジュラーホへ深夜バスで移動
記事は [09年06月13日] 340 日目 インド2 79日目 / ボーパール のお話
6月13日-14日、「ボーパール」から「カジュラーホ」へ夜行の寝台バスで移動した時のお話です。1ヵ月以上大沈没した後なので土っ器土っ器しながらの移動となりました。
1号か2号のどちらかの「とある場所」にある網目状の静脈がうっ血によってこぶ状にふくらんだ状態もほぼ回復し、元気いっぱいにレッツらイェーイ!
ボーパールからカジュラーホへ移動するチケットは前日にボーパールの「Central Bus Stand 」で購入しました。
代理店です!
ボーパールの「ハミディア・ロード(Hamidia Rd )」をずっと西へ行ったところにある「Central Bus Stand 」には、何軒か旅行代理店があります。その中でも英語が通じるおじさんがいたこちらの旅行代理店で購入しました。
エアコンなしの寝台で1人260ルピー(約650円)!言い値は280ルピーだったのですが、20ルピーだけまけてくれました。ちなみに寝台ではなく座席だと230ルピーとのことです。夜22時にここの旅行代理店に集合して、22時半に出発です。
どこの代理店で聞いてもだいたい同じような値段でした。ボーパールは都会なのですがそれほど観光客が多い街ではないので基本的にふっかけてくることは少なかったです。
それでは、カジュラーホへレッツらGO!
こちらのホテルはチェックインした時間から丸24時間利用できるシステムになっていました。このシステムはインドのホテルで良く見かけます。
私達が37日前にチェックインしたのが18時だったので、チェックアウト時間は18時となります。出発する22時まで部屋を使わせてもらえないか頼んでみたのですが、ここのホテルは「ちょっとケチ」なんでタダでは使わせてもらえず半額分払え~と言われてしまいました。結局1泊が850ルピーなのでその半分の425ルピー(約1,060円)を払い22時まで使わせてもらいました。久しぶりの長距離移動なんで体力温存イェーイ!
そんなわけで夜22時過ぎに「ホテル・ソナリ」をチェックアウト!
チェックアウト時にこんな分厚い封筒をもらいまして、
開くと、こうなりました!
長い長ーいレシートが36泊もの長期滞在を物語っています。これを印刷したりチェックするのに時間がかかってチェックアウトが遅くなってしまいました。急げ~~~!
ホテルのスタッフに捕まえてもらった、オートリクシャーでGO!
- オートリクシャー代: 20ルピー(約50円)、 所要時間: 3分(ホテル~Central Bus Stand )
あっちゅう間に「Central Bus Stand 」に到着!
チケットを買った旅行代理店のおじさんにくっついて「カジュラーホ」行きのバスを探します!おじさんもカジュラーホ行きのバスがどこにあるのかよくわからないようで、ちょっと困りながらウロウロと探しています。
何とか「カジュラーホ」行きのバスを発見!!
- バス代: 260ルピー(約650円)、 所要時間: 約12時間(ボーパール ~ カジュラーホ)
乗り込むと同時に出発、イェーイ!定刻の22時半に出発しちゃいました。夜行バスは遅れることが多いので、今回も遅れるに違いないと思っていただけにびっくり!
バスに乗り込んでみると既に私達の寝台におばあさまが寝ていらっしゃいました。車掌さんに聞いてみたところ「一番後ろの席とチェンジだー!」ということでしたので、そこにゴロンと横になりました。
1ヵ月も過ごしたボーパールよさようなら~と、しんみりしながら出発したのですが、のんきにしんみりしている状況ではなかった。。。
ドッターン!
バッターン!
もう揺れ方がハンパないのです!!!
まだ眠くなかったんで横にならずに座っていた私はガッコーンと頭をぶつけました。。。うう、首が痛い。。。インドのバスは揺れが激しいものが多いのですが、ちょっとひどすぎる!道が悪いのとバスが悪いのと一番後ろの席なのとで悪条件が重なって揺れまくり!!座っていたら危ないので慌てて横になったのですが、寝ていても鼻先が天井にぶつかるんじゃないかってくらいジャンピーング!
そして、頭はぶつけなかった2号は、休憩時にトイレで憂き目に遭いました。
夜中に休憩所に停まったのですが、レストランと売店はあるのですがトイレがない。。。レストランも売店もなくていいからトイレだけはあって欲しいと思うのですが、インドではトイレがないレストランとかが多いです。そんな時は適当に茂みに入って済ませるのですが、不幸な2号は茂みに入った時に謎の粘着性のあるとげのある植物にからまれてひどい目にあったそうです。指にとげが刺さるわ、触れたところがかぶれるわで変な笑みを浮かべて帰ってきた気の毒な2号。。それを見て私は絶対に行くのをやめようと思いました。
ジャンピングバスに揺られながらも何だかんだでグースカ寝て、そして朝になりました!2号は昔はジャンピングバスでは寝られなかったのに今ではすっかりスヤスヤ~。夜行バスにもすっかり慣れてきました。
朝8時頃に「チャタルプル(Chhatarpur )」という途中の街のバスターミナルで休憩しました。
ここで明るくなってきたのでバスの中を撮ってみました!
- 左側が1人用の寝台、右側が2人用の寝台になっています。
荷物はこんな感じで一番後ろに置いていました。
バスターミナルの売店の様子です。
- 色鮮やかなバングル(腕輪)などのアクセサリーも売っていました。
こちらのバスターミナルでトイレに行こうと思ったらやっぱりないと言われたので近くにあったレストランのトイレを貸してもらいました!ありがたや~。戻ってきたらバスが出発しようとしていたので慌てて飛び乗ります!
「チャタプル」のバスターミナルを出発して5分くらいのところにあるガソリンスタンドでまたまた休憩タイム!運ちゃんや車掌さんもチャイを飲んだりしてのんびり休んでいたので、私達も近所の売店でコーラを買ってプハーッと休憩しました。
バスから外を見ていると「サイクル・リクシャー」を発見しました!
これまでサイクル・リクシャーを見かけることは少なかったのでちょっと新鮮です。
もちろんオート・リクシャーも走っていました!
さてここで突然ですが、インドのおじさんの写真2連発!
インドと言えばおじさん!なんで・す・YO!
インドを旅していて旅人が一番関わるのって愉快でお茶目なおじさんなのです。宿でもレストランでも、バスでも電車でも、いつでもどこでもおじさんが私達の相手をしてくれます。そして、ほとんどのおじさんが写真に撮られるのが大好きで、カメラを向けると恥ずかしがるどころかポーズをしっかりきめてくれたりするんです。バスの車掌さんが写真に撮られるの大好きみたいで、「撮れ~撮れ~」言ってたんでパシャリしてみました。
バスの車掌さんとガソリンスタンドのおじさん
- タオルがキマってますな
再びバスの車掌さんと運転手さん
- 左の運ちゃんは画家のダリみたいじゃないですか?(ヒゲだけじゃん! by 2号)
そんな感じでおじさんと戯れながら出発を待ちます!ガソリンを手動ポンプ?で入れていたので何だかんだで1時間くらい停まっていた気がします。
モ~、待ちくたびれたーー!と思っていると、
やっとこ出発!
ここからはお客さんがほとんどいなくなったので、ドッタンバッタン揺れる一番後ろの席ではなく、真ん中辺の席に座りました。揺れ方も少しましになったような。
出発して少し走るとこんな風景が!
メーリさんのひっつじー、ひっつじー、ひっつじー♪
- 顔が黒い羊さんって珍しい。
羊飼いのおっちゃんに追われてあっちの方へ~。さいなら~。
お客さんがいないと思っていたのですが、やっぱり何回も停まってお客さんを乗せて行くのでなかなか進みません。バスも結構混んできました。
そして10時半頃に「カジュラーホ」のバスターミナルにやっとこ到着!
バスターミナルに到着するとオートリクシャーの運ちゃんがワラワラ~っと集まってきました!さて、どこのホテルに行こうかね~?
次回は、カジュラーホのホテル情報や街情報をお届けしまっす!
しかし、久しぶりの移動でどうなることかと思いましたが、1号か2号かどちらかのお尻の調子が悪くなることもなくスムーズに移動することができました。1ヵ月ゴロゴロしていた甲斐があったな~。いや、休み過ぎか?!
移動って大変だけど何だかんだで一番旅情を感じるから好きだな~なんてバスの中で風に吹かれながら物思いにふけっていると、隣で2号が謎の植物のとげを抜こうと悪戦苦闘。ああ、旅情はいずこへ。。。やっぱり深夜移動の時は頻尿人(ひんにょうびと)2号のトイレに備えてヘッドライトを準備した方が良いのでしょうか。
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
とうとうインド最後の世界遺産をイェーイ!してきました。最後の世界遺産「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」が一番暑かった。。。デリー恐るべし!
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