102発目の世界遺産!エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群 [前半]
記事は [09年08月27日] 415 日目 ドイツ1 6日目 / ハノーファー のお話
2009年8月27日、ドイツで5発目の世界遺産は「エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群」!え~っ、炭坑業の遺産~っ、どうせ地味なんでしょ~っと思っちゃうかもしれませんが、ところがどっこい!小ぎれいに整備された敷地に炭坑というイメージからかけ離れたモダンで格好イェイ建物が残ってるんで・す・YO!工場マニア、廃墟マニアの方々には必見!そうでないに方々にも必見!要するに必見の産業遺産だぜイェーイ!
かつて豊富な石炭と重工業でドイツの経済を牽引したルール工業地帯。その中心都市が今回ご紹介するエッセンであり、ルール工業地帯の発展を支えていた炭坑の代表が、世界遺産「エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群」だぜイェイ!イェーイ!
まずはこの少々言いにくい「ツォルフェライン」って名称についてですが、とりえあず家族か友達にでもツォルフェラインって10回言わせてみてください。そしてひじを指して「ここは?」と聞いてください。おそらく相手はうっかりこう答えてしまうでしょう!
ツォジ!! \(^o^)/
んな、アホな! \(- -) \(- -)
閑話休題。ツォルフェラインとはドイツ語で「関税同盟」という意味で、1834年に発足したドイツ関税同盟の炭坑の跡地だったのでーす!
ツォルフェライン炭坑は19世紀中頃に採掘が開始され、1986年に操業を停止、現在は産業遺産として無料で開放されてます。
ここには1847年から1932年の間に12の立坑(shaft )が順々に造られたのですが、一番の見所は1932年に造られた「第12立坑(SHAFT XII)」! ここは「世界で最もモダンで美しい炭坑」と称されているんで・す・YO!すごいっしょ!見てみたいっしょ!
ちなみに立坑(たてこう)とは、地下にワンサカ眠る石炭をゲットするために地面から垂直に掘られた穴(坑道)のことです!そしてその地上には人員や資材を運搬するためのエレベーター的存在である立坑櫓(たてこうやぐら)なんてのが建てられており、高さがあるため炭坑施設の中でも最も目立つ存在となります!ツォルフェラインの第12立坑にもかっちょイェイ立坑櫓が建ってますYO! キャーイ! (゚◇゚)
それでは「エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群」へレッツらゴー!
この日は以下のとおり、まずハノーファーからエッセンに行って「エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群」をイェイ!その後、エッセンからケルンへと移動しました!
- ハノーファー ⇒ エッセン
<エッセン駅のロッカーに荷物預ける>
[世界遺産] 「エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群」 - エッセン ⇒ ケルン
<ケルンの宿へ>
前回の記事はエッセンに到着し、荷物をロッカーに放り込んでランチをイェイ!そして2号の髪型はやっぱり変だってとこまで紹介しましたので、今回はいざ炭坑へ!ってところからスタ~ト!
エッセンの駅からツォルフェラインの炭坑跡までは107番のトラム(路面電車)に乗ってイェイできます!しっかしです!トラムだっていうから何も考えずにエッセン駅付近の地上をウロウロ探し回っていたのですが、実はトラムの駅は地下にあったぜイェーイ!
2号: 「こんな感じのところね!! って俺の後ろ姿、幼(おさな)っ!」
奥にあるエスカレーターで下に下りるとホームに行くのですが、その前にトラムの切符を購入!しっかしです!券売機があったのですが、どの種類の切符を買えばイェイのかよく分からん!というわけで近くを通りかかった駅員に切符を買ってもらイェました。ツォルフェラインまでは往復で1人4ユーロ!
見れば分かりますが、こちらがトラムのホーム! モダンです!
地下鉄っぽいですが、途中で地上に出てきます!
そしてトラムに乗ったら忘れずにガチャン!
駅には改札がないので、トラムに乗ったら自分で切符に刻印をする必要があります!往復の切符の場合、帰りは切符の反対側にガチャンすればイェかったはずです。たぶん。
エッセン駅からツォルフェラインまでは15分ほどですが、到着の前に1号のどうでもいいサラリーマン時代の振り返りを1つ挟んでみたいと思います!
1号:「新入社員の頃、ランチは同じフロアの女子社員全員が集まって昼ドラを見ながら食べるという習慣がありました。最初は驚きましたが、ドラマの感想をみんなでワイワイ言いながら見るので結構楽しかったです。月に1回まわってくる「電話番の日」はお昼を1時間ずらさないといけないため、ドラマを一話見過ごすことになり残念でした。ちなみにその頃昼ドラの準主役だったのは谷原章介。いまや随分人気者になりましたねえ。TBS 愛の劇場のあっとほーむで~す!」
(」゜ロ゜)」 どうでもいい~! ってか愛の劇場、2009年で終わってたのか~。
1号がさらにこの後「温泉へ行こう」の話まで振り返ろうとしたもんだから、実は僕たちはツォルフェラインの駅を通り過ぎ、1つ先の駅で慌てておりました。危ねっ!危ねっ!
しかし乗り過ごしても全然問題なかった!
トラムを降りるとすぐ目の前に、
世界遺産「エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群」がイェ~イ!
ちょこんと上に出ているのが先ほどちょっこっと触れた立坑櫓(たてこうやぐら)です!そして炭坑前にある壁のデザインの見事なまでのポップさ!さすがはモダン炭坑、ツォルフェライン!炭坑の持つどんよりとしたイメージを覆してくれます!
入り口を求めて回り込んで行く~! ┌( ・_・)┘
ちゃんと「Zollverein 」(ツォルフェライン)って駅で降りるとイェイ感じの入り口があるのですが、こちらは駐車場になってるので車で来た人たちがくるところです。
そしてようやく入場イェーイ!
どうですか! この小ぎれいな感じ! 炭坑跡とは考えられないっしょ!!残された建物を博物館や美術館として活用してたりするんで・す・YO!イェイ!イェーイ!
そして敷地内は入場無料イェーイ!
こちら側から来るとすぐにインフォメーションオフィスを発見!
今の期間、敷地内にあるレッド・ドット・デザイン・ミュージアム(Red dot design museum )って所で日本のデザイン展が行われているらしく、その資料を見て微笑む1号。キッコーマンのしょうゆ入れとかが展示されてるっぽくオモロそうだったけど、ここは入場料が5ユーロかかるということで断念イェーイ!あとガイドツアーもあったのですが次の時間は16時からだったのでこちらも断念イェーイ!
というわけで、セカイェは無料で行ける所を自分達で歩き回るということになりました!ポーン! d(´∇`)b
インフォでは敷地内の地図もゲッツ! (σ・∀・)σ
- こちらの地図は「ツォルフェライン」の公式サイトからもダウンロード可能です!「DOWNROAD 3-D MAP OF THE SITE 」ってやつです!
僕達は地図に描いた緑の矢印のようにイェイしました!敷地内は3つのエリアに分かれていて、赤い場所が「世界で最もモダンで美しい炭坑」と称される「第12立坑(SHAFT XII ) 」があるエリアで、色んな建物からなる複合施設となってます!もちろんここがツォルフェライン炭坑でメインの観光エリアとなります!
緑の場所は「第1、2、8立坑(SHAFT 1/2/8 )」があるエリアです。1932年に第12立坑が開設された後は、以前の炭坑は全て石炭は扱わずに人や物資の輸送のみに使われるようになりました。
そして青の場所は炭坑ではなく、コークス工場がイェイしてます!ツォルフェラインの石炭はコークスに適していたため、1857年以降石炭をコークス化する施設も建てられていったのです!
コークスとは製鉄用の燃料には欠かせない物質で、石炭を蒸し焼きにすることで造られます!つまりは炭坑で採れた石炭をコークス工場でコークスに代え、そのコークスは製鉄所で鉄をゲットするための燃料として使われるわけです!鉄無くしては語れないルール工業地帯の発展は石炭と切っても切れイェない関係で、ルール地帯には莫大な量の石炭が埋蔵されていたというのがこの地域の発展の背景にあるんで・す・YO!ウヒョ~イ!
ちなみにドイツの世界遺産には鉱山関係だと「ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラー(101発目にイェイするも鉱山は見ず)」、製鉄所だと「フェルクリンゲン製鉄所(376発目にイェイ!)」なんてのがあります!
インフォの隣にはこんな模型もあったぜヘイヘイヘーイ!
敷地内の全体像をつかんだ所で、まずはこちらの建物へレッツらイェイ!
この曲線を排除したフォルムが実にイェイ感じ!炭坑跡っていうか未来科学研究所でしょ!
とにかくモダン!モダ~ン!
そしてエスカレーターで上へ!
エスカレーターもめちゃくちゃカッチョイェイ!結構長いし外の景色も見られるようになっているので楽しめます!
1号: 「モダンチョキチョキズ! モダチョキ!モダチョキ!」
こんな感じで石炭も上へ上へと運ばれていたのでしょう!もちろん外に見えてるのはツォルフェライン炭坑のシンボル、立坑櫓(たてこうやぐら)で・す・YO!
ほんでもって、中はこんな感じです!
ここにもインフォメーションオフィスを発見イェイ!外観のモダチョキ感と比べると中は一転、うっすらと廃墟感が残されていてイェイ感じ!
(」゜ロ゜)」 「それでは廃墟感のある写真を2枚どうぞ~!」
この自分たちだけの秘密基地にしたい感じが実に男子の心をくすぐります!おっ、おっ、ちょっ、やめっ、マジくすぐってぇって!!
そして、中は廃墟感を残しつつも小ぎれいに整備されていて、
カフェなんかもあったりなんかしちゃいます!
お土産の展示なんてこうですから! w(゚o゚)w
どこもかしこも炭坑跡の雰囲気をうまく活用していてイェイ!
中はこの辺にして、エスカレーターで下へ降りま~す!
そして次に向かったのは、
立坑櫓だイェーイ! d(≧ω≦)b
どこからでも見えるこのカッチョイェイ第12炭坑の立坑櫓(たてこうやぐら)こそが、ツォルフェラインのモダンチョキチョキズ!櫓と一緒に記念撮影だイェイ!イェイ!
ほんでもって、正面に回り込んで、
セカイェジャーンプ!(言ってて恥ずかしい)
セカイェの必殺技!片足開脚!(ノーコメント。。)
世界遺産となってる観光地で無様な片足開脚を繰り出してる変な髪形の男を発見したら間違いなく2号です!でも現場ではイェイなんて1ミリも発することはありません。だって恥ずかしいじゃん!イェイ!イェ~イ!
「102発目の世界遺産!エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群 [後半]」の記事に続く。
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