98発目の世界遺産!ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像[後半]
記事は [09年08月25日] 413 日目 ドイツ1 4日目 / ハンブルク のお話
2009年8月25日、この日はハンブルクを拠点に午前中はブレーメン、午後はリューベックと、2つの世界遺産をイェイ!しました!ドイツで1発目の世界遺産は「ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像」! そして2発目は「ハンザ同盟都市リューベック」!今回は1発目ブレーメンの世界遺産、後半をどうぞ!
前半の記事では、世界遺産として登録されている「市庁舎」と「ローラント像」があるマルクト広場の1歩手前で終わってしまいましたが、
それでは今度こそ「ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像」へレッツらゴー!
というわけでいきなり登場させちゃいます! こちらがマルクト広場で・す・YO!
テンション上げていこうとした矢先、あいにくの雨でした。。左側の建物が「市庁舎」で、右側にあるのが「聖ペトリ大聖堂」!ペトリとは12使徒のペトロ(peter )のことだと思います。2つとも緑色の屋根がカッチョええですねぇ~!そして市庁舎の前には「ローラント像」があるのですがこの写真では恐らくどれか分からないでしょう!まぁ僕には分かりますが。
ちなみに市庁舎は当たり前として、実は「マルクト広場」や「ローラント像」はブレーメンだけにあるわけではなく、ドイツ各地にあるんで・す・YO!「マルクト広場」はドイツの各都市で市庁舎があるようなメインの広場がこう呼ばれていることが多いです!英語で「Marketplace 」なので昔、市場があったってことでしょうか。「ローラント像」も色々な町にあるそうなのでローラント像を巡る旅ってのも乙かと思います。もちろん一番有名なのがブレーメンのマルクト広場にあるローラント像で・ す・YO!
市庁舎を軸に角度を変えるとこんな感じ!
こちらの写真なら市庁舎前にあるローラント像をわずかに確認できますがどうでしょうか。 って、どうでしょうかって言われてもねぇ~。まぁ僕には分かりますが。
それでは突然ですがここで、レゴブロックで作った市庁舎とローラント像を見てみましょう!
ジャジャジャーン!! w(゚o゚)w
- 世界一周出発前に行った 『レゴ』で作った世界遺産展 PART-2 より
レゴって本当に凄すぎる!!本物そっくりじゃん!そしてこの写真からならローラント像がどこにあるかは分かりますよね! って、分かりますよねって言われる時って何かこうすげぇ~見下されてるっていうか劣勢っていうか、とにかく程度の差こそあれムカツキますね。
この市庁舎で自由都市ブレーメンとしての自治のルールが決められてきました。15世紀にゴシック様式で建てられたものです。ここでゴシック様式とは何かを説明したいところですが、、、満を持してのスル~、イェーイ!!力不足ってことで。まぁゲルマン人がガサガサと大移動してきた時からルネッサンスが始まるまでの中世西欧で建てられたような建物が、ロマネスク様式であり、ゴシック様式だろうってことで。古代ギリシャ、ローマのような柱がボンボン建つようなパルテノン神殿みたいのとは違うってことです。
そして17世紀にはルネッサンス様式で改築されています。改築された部分は、屋根のあたりで目立っている大小3つある三角形状の破風(はふ)の部分と、大きな破風の下、2段からなる窓列の部分です!窓列は広場側にちょろっと突き出るように造られています。昔はこの部分がなかったので平べったい印象であったと思いますが、これらが付け加えられたことにより市庁舎に貫禄が付いたってわけですね!この様式はドイツ中西部を流れるヴェーザー川沿いで流行したことから特にヴェーザー・ルネッサンス様式って言われているそうです。
そして市庁舎を拡大してみると、
明るい色のレンガと暗い色のレンガを交互に組み合わせて造られているのが分かります!
窓を挟むようにして飾られている石像はゴシック様式で建てられたときのものです。ゴシック様式の教会建築でも壁面に聖人の石像をよく見かけます。
細かな装飾もありますYO!
こちらは破風の近くにあるカッチョええ石像!
こんな感じで装飾部分は石で造られているんですねぇ~!イェ!イェ!イェイ!
次に市庁舎の側面も見てみましょう!!ウッヒョーイ!
こちら側はレンガが目立ってますね!
騎士像とあいまって重厚感が出ていてイェイ感じ!
それにしても雨が降ったり止んだり、ラジバンダ・・で写真撮るのが大変イェーイ!雨の観光って辛いっすねぇ。
市庁舎1階部分には石柱で支えられたオープンアーケードがあったのでここで雨宿りしてました。
アーケードは商人たちが物を売る場として使われていたそ・・・ おっ、いよいよアーケードの柱の間からマルクト広場に立つローラント像が見えてます!見えてます!丸見えです!世界まる見え!テレビ特・・・ イェイ!イェイ!ウヒョ、ワッヒョーイ!!
こちらがブレーメンの町の誇り、ローラント像で・す・YO! \(^o^)/
ブレーメンの音楽隊よりも人気ありまくりではないか!おじ様おば様を惹きつけてやまない、それがローラント像!この正義の剣と盾を持つローラントはカール大帝に仕え、イスラム教徒との戦いで戦死した勇敢な騎士!
ローラント像はかつては小さな木像だったのですが、自治を望む市民と対立していた教会側の手によって燃やされてしまったため、市民が協力し合って石で再建したんで・す・YO!というわけで、この勇敢なローラントの像がブレーメン市民の自由と自治の象徴となっているんですねぇ!
それではローラント像を色々な角度から見てみましょう!
まずは凛々しいお顔に剣と盾!
「NHK世界遺産のサイト」によると、盾には「我 民に示したるは自由なり」という言葉が刻まれているそうです!
(」゜ロ゜)」 何かカッチョえぇ!!
そしてこちらはベルト!!
マンドリンのような楽器を持っている天使?の姿が彫刻されてます。ローラントの英雄伝説と関係があるものなのでしょうかねぇ。
そして次に紹介する箇所が面白いことになってます!
ローラントの、戦慄のヒザ小僧イェーイ!! w(゚o゚)w
以上、ローラント像の上、中、下、でした!!
最後にこのローラント像が向いている方向にある「聖ペトリ大聖堂」をちょろっとどうぞ!!マルクト広場の東側にあります。
この時は正面にある尖塔のうちの1つが修復中でちょっと残念な感じでした。
この聖ペトリ大聖堂はロマネスク様式の大聖堂です。ここでロマネスク様式とは何かを説明したいところですが、、、もちろんスル~、ワッホーイ!!やる気無しってことで。。まぁ中世において先ほど説明し損ねたゴシック様式の前の様式です。
実は建築期間が長く後世まで残されるような大聖堂などは1つの建築様式で言えることは少なく、最初はロマネスク様式で着工されたとしても建設中にゴシック様式が流行り出すと途中からゴシック様式に変更し、その後ルネッサンス様式も付け加えられたり、付け加えられなかったり、ラジバンダ・・と様々な様式が混ざっている方が多かったりします。
入口の脇では、何とも味な彫刻がお出迎イェーイ!!
そして中はこんな感じ!
内部ではゴシック様式の特徴であるアレやコレやが見てとれます!アレやコレって何じゃぁ~!ていうか、様式、様式ってうるせぇ!見て楽しければイェイんじゃぁぁ!様式などトイレだけ気にすればイェイんじゃぁぁって感じですね!全くその通りだと思いますYO!しかし僕達は今後、ヨーロッパ中にあるどえりゃぁ数の教会建築を見ていくことになるので、どうしたら有意義に見ていけるのかと考えた時に超基本的な建築様式の特徴は外せないし、キリスト教についてもちょろっと学習する必要があるなぁといった感じでした。
大聖堂にはキリスト教(旧約・新約聖書などなど)をテーマにした彫刻や絵画、ステンドグラスが必ず飾られており、
もちろん聖ペトリ大聖堂にもきれいな絵画とステンドグラスがありました!
例えばこの左の絵画を見たときにすぐに「最後の審判だね!」って分かるだけでも全然面白さが変わってきます!じゃぁ右のステンドグラスは、、、イエスが説教している感じだけど新約聖書のどの場面なんだろう、調べてみよう!って面白さも生まれてくるわけです!この面白さは美術館での絵画鑑賞にも当てはまるかと思います!きっとキリスト教徒の方たちはもっと次元の違う観光ができてるんだろうなぁ。
雰囲気イェーイ!!
以上、簡単ですが聖ペトリ大聖堂でした!
最後にブレーメンを総括すると、、
ブレーメンの観光はこのお土産に凝縮されているかと!! イェイ!イェイ!イェ~イ!
この後はこの日に回るもう1つの世界遺産「ハンザ同盟都市リューベック」をイェイ!しにリューベックへ向かいましたとさ。
おっ! 市庁舎の近くに別のブレーメンの音楽隊を発見!
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コメント
> ソメソメさん!
ドイツの広場はどこも美しイェイ!ケルン大聖堂はもうそろそろ登場します。たぶん。。イェイェーイ!!
2011年3月31日: 2号 さん
ブレーメンのマルクト広場いぇい!!!!
雨が降っててもったいないけど、
市庁舎と大聖堂めっちゃかっこいぇい!
ヒザ小僧シャキーンッ
、、、ケルン大聖堂まだかなぁ、、、
2011年3月29日: ソメソメ さん
> レックさん!
「ブレーメンの音楽隊」の像はこちらの前半の記事で書いてますYO!雨だったせいもあって音楽隊の前にはほとんど観光客がおらず一回スルーしてしまいましたYO!
2010年9月27日: 2号 さん
20数年ぶりにローランド像見ました。
えー、よく見るとこんなんだったんですね。
でも、近くにある「ブレーメンの音楽隊」の像がないじゃないですか!
ブレーメンと云えば、「ブレーメンの音楽隊」ですよ。
2010年9月26日: レック さん
私、コメントします!
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