イランのマークーからトルコのドウバヤズットへ!スカーフを脱ぐ時がきた~~!
記事は [09年07月19日] 376 日目 イラン 15日目 / マークー のお話
7月19日、イランの「マークー」から国境を越えてトルコの「ドウバヤズット」へ移動した時のお話です!たくさんの方にお世話になったイランの旅もいよいよ終わりです。スカーフを脱ぐ時がやってきたぞーい!イェーイ!
今回私達はタクシーで国境を越えました!
本当はツアーバスで国境を越えたかったんでーす!ツアーバスだと車掌さんとかが国境審査でフォローしてくれたりするんで言葉が通じない時など何かと楽なんでーす。
しかし「歩き方」によると・・・
「マークー発トルコ行きのバスはなく、他のイランの都市を出発したトルコ行きのバスが通るので、そのバスに空席があれば乗せてもらえる。」
とのこと。。。
何時に通るかわからないバスを待って飛び乗るってザンジャーンからタブリーズに移動した時みたいにスリリングだし、前日に世界遺産「イランのアルメニア修道院群」へ連れて行ってもらった運ちゃんも「マークーからトルコに行くには、タクシーが便利だよ~。」とおっしゃっていたので、タクシーに決定イェーイ!
そんなわけで、1人分のタクシーの費用と所要時間はこんな感じ!色々あってタクシーに3回も乗ってまーす!
【移動1(イラン): マークー ~ バーザルガーン】
- 乗合いタクシー代: 20,000リアル(約200円)、 言い値: 同じ
- 所要時間: 約20分(14時10分~14時30分)
- 「マークー」はイランの国境の拠点となる街で、「バーザルガーン」は国境地点です。
【移動2(まだイラン): バーザルガーン ~ イラン側の国境の建物】
- タクシー代: 10,000リアル(約100円)、 言い値: 同じ
- 所要時間: 約5分(14時35分~14時40分)
- バーザルガーンからイラン側の国境の建物まではタクシーを乗り換えなければなりません。
・・・・
そして、歩いて国境越えイェーイ!
・・・・
【移動3(トルコ): ギュルブラック ~ ドウバヤズット】
- 乗合いタクシー代: 5トルコリラ(約325円)、 言い値: 同じ
- 所要時間: 約1時間(15時30分~16時30分 トルコ時間)
- イラン時間では17時00分~18時00分です。イランとトルコは1時間半時差があるんです!
- 「ドウバヤズット」はトルコの国境の拠点となる街で、「ギュルブラック」は国境地点です。
それでは、タクシーに乗ってばかりの移動のお話のはじまりでっす!
この日はゆっくりもっさりと14時頃に出発イェーイ!
出発前に、イランでいつも食べていたお気に入りのクッキーを頂きまーす。
このクッキーはサクサクの生地にトローリチョコクリームがたっぷり入っていて美味しかったです。トルコでも似たようなクッキーが売っていました!
ホテルを出るとやっぱり断崖絶壁です!マークーはやっぱりすごい景観だ!!
それでは1台目のタクシーでホテルから「バーザルガーン」へGO!
- 乗合いタクシー代: 20,000リアル(約200円)、 言い値: 同じ
- 所要時間: 約20分(14時10分~14時30分)、マークー ~ バーザルガーン
ホテルの前に停まっていたタクシーの運ちゃんに聞いてみたところ、「バーザルガーン」に行くということなので乗り込みます。相乗りタクシーなんで他にもお客さんが乗っていまっす!他のイランのお客さんも国境を越えるのかな~と思っていたのですが、そんなわけはなく途中で降りて行かれました!
気になるお値段は20,000リアル!もっと高いかと思っていたんでイランリアルが余っちゃいそうです。
走っていくと、「アララット山」が見えてきます!あの山はトルコの山なんで・す・YO!
山が見えてしばらくすると「バーザルガーン」に到着です!
国境の建物にしては随分小さいなあ~と思っていたら、やっぱりここは国境の建物ではないらしい!
ここから更にタクシーを乗り換えて国境の建物に向かわないといけないんです!
「バーザルガーン」からイラン側の国境へは、マークーから乗ってきたタクシーでは入れないらしく、決められたタクシーしか走れないようです。最初は歩こうかと思いましたが、建物が見えなかったのであきらめて車に乗ることにしました!
そんなわけで2台目のタクシーでレッツ・ら・イェーイ!
- タクシー代: 10,000リアル(約100円)、 言い値: 同じ
- 所要時間: 約5分(14時35分~14時40分)、バーザルガーン ~ イラン側の国境の建物
奥に写っている白い車がタクシーでっす。タクシー代は米ドルでも支払えるっぽかったでっす。この間は歩いている人もいなかったし、結構暑いのでタクシーに乗っちゃった方がイェイかもしれません~。干からびそう~~。
そしてタクシーに乗る直前に、「バーザルガーン」で余ったイランリアルをトルコリラに換えてもらいました。ちょっとレートが悪かったけれどしょうがないぜ~!上の写真は恐らく両替をしてもらっている時だと思われ。そして5分でイラン側の国境の建物に到着でっす!いよいよ国境だ~~!
ここから写真撮影禁止なんで、しばらく写真ないデース!文章ばっかり、イェーイ!
まずは、イラン側の国境のお話でっす!
国境の建物に入る前に荷物をX線でチェックしまっす!結構厳重ですな~。
その後いよいよ、国境の建物の中に入ります。建物の中には、レストラン、トイレ、お祈りの部屋などがありバスのパーキングエリアのように、設備は充実していました!頻尿2号がトイレに行った後、イランの出国審査を受けます!
途中で横入りされてムっとしたりしながら少し並びます。私達の前に2~3人いたくらいでそんなに混んでいませんでした。審査を受けずに自由に出入りしている方が結構たくさんいたので、イランの方かトルコの方はスルーできるのかもしれません。
私達はきっちりとチェックを受けました。出国審査官が使っているPCの調子が悪いらしく少しだけ待ちましたが、結構あっさりと出国審査は終わりました。
そんなわけで無事にイランを出国しました!イェーイ!
さあ、お次はトルコ側の国境のお話です!
トルコの国境地点は歩いてすぐなのですが、「ギュルブラック」という名前になります。
こちらは国境の建物の中に入らず、まずは高速の料金所みたいなところに並びます。イラン側と違ってたくさんの人が並んでいて、また国際ツアーバスが何台か停まっていました。
個人の列と国際ツアーバスの列があり、私達は個人の列っぽい所に並んでみましたが、ちっとも列が進まない!1時間弱待ってもほとんど列が進まないので、日本のパスポートを持ってウロウロしていたところ、親切なおじさまが私達の存在に気づいて下さり、国境の建物の中に連れて行ってくれました。
(後で気づいたのですが、おじさまはどうやら私服の警官だったみたいです。たくさんの人に「早く審査してよ~。」みたいなことを言われているぽかった。)
建物の中に入ると、入国審査が始まりました。トルコの国旗やトルコの建国の父と言われている「ケマル・アタチュルク」の肖像がなどがあり鼻息が荒くなってきます!
いくつか質問を受けて無事スタンプを押してもらえました!荷物を調べられることはなかったです。
この時、審査官がスタンプの日付を合わせていました!既に夕方でしたが、どうやらこの日初めてスタンプが使われたっぽい。どうやらトルコ、イランの方にはスタンプを押さないみたいです。
審査を受けた部屋をよく見ると、大量のイランの方っぽいパスポートが置かれていました。どうやら私達横入りしてしまったようです。ありがたや~。
最後審査官の方が日本語で「さようなら~!」と言ってくれてびっくりしました!何と日本語が話せるとは!!!
そんなほのぼのムードでトルコの入国審査は終了しました。
そんなわけで、17ヵ国目のトルコに無事入国です!
この時既にトルコ時間の15時(イラン時間の16時30分)でした。イランの国境の建物に到着してから2時間弱かかってしまいました。イランの出国審査は30分くらいで終わりましたが、トルコの入国審査に1時間半くらいかかってしまったんです!
無事入国審査が終わったので、私達を先に入国させてくれたおじさま(たぶん私服警官)に「ドウバヤズットまでバスで行きたい!」と言ってみたところ、タクシーの運ちゃんのところに連れて行ってくれました。
運ちゃんにくっついて国境の建物から5分くらい歩いたところに停めてあるタクシーへと向かいます。タクシーに向かう途中検問所のようなところがあり、パスポートチェックが1回ありました。イランでは国境の建物からタクシー乗り場まで別のタクシーに乗らないと行けませんでしたが、トルコは国境の建物からタクシー乗り場まで歩くことができました!
タクシー乗り場に到着して、ふと景色を見てみると「アララット山」が見えるどーーー!
トルコ到着に感激の2号!
その頃私は「そろそろスカーフ脱いでもイェイかな?イェイかな?」とソワソワしていました。しかし、トルコの国境から今までスカーフを外している女性を見かけなかったので、おとなしくかぶっていることにします。
タクシーは乗合いなので、ある程度お客さんが集まらないと出発しません。20分くらい待ったところでお客さんが集まってきて出発しました!!お客さんはイランの方、トルコの方、そして日本人(私達)の6人くらいでした。タクシーが出発してからもパスポートチェックが1回あったんで皆様の国籍が何となくわかったんでーす。
こちらが3台目のタクシーからの車窓デース!またアララット!(タクシーの写真撮り忘れた・・・)
- 乗合いタクシー代: 5トルコリラ(約325円)、 言い値: 同じ
- 約1時間(15時30分~16時30分 トルコ時間)、ギュルブラック ~ ドウバヤズット
この道中、車窓からスカーフを脱いだ女性を確認できたので、とうとう私もスカーフを外しました!正直イランでは禁酒よりもスカーフの方が暑くて大変だったかもな~。ただ、イランの女性の方と同じように四六時中かぶり続けるという経験ができたのは貴重だったなと思います。当たり前ですが、やっぱり暑いんだなと。
そして1時間くらい後に「歩き方」で探していたホテル「グランド・デルヤ」に到着!
運ちゃんがホテルの場所がわからなかったようで、ちょっと時間がかかってしまいました。本当はホテルのあるドウバヤズット市内と国境地点のギュルブラックはそれほど離れていないです。
さて、自由の国?トルコに到着したセカイェツアー!
次回はドウバヤズットで1ヵ月弱ぶりににありつけた日々についてお届けします!
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