88発目の世界遺産!イランのアルメニア修道院群[聖タデウス修道院] [後半]
記事は [09年07月18日] 375 日目 イラン 14日目 / マークー のお話
7月18日、マークーにいた時のお話。イランで最後に訪れた世界遺産「イランのアルメニア修道院群」の後半です!いよいよイランでご紹介する世界遺産の最後の記事となりました!教会の内部の様子と、美すぃ~外壁の装飾をご堪能くださいませイェーイ!
では早速、教会の入口へ参りましょう! ┌( ・_・)┘
ドデンと重厚な印象を受ける入口ですが、扉の上には細かな浮彫りの装飾があります!
そしてよくよく見てみると、
ペルシャ文字?! w(゚o゚)w
ペルシャ文字なのか何文字なのかは分かりませんが、教会にこの感じの文字があるのはかなり珍すぃ~!
ここアルメニアの地域はアジア、ヨーロッパをつなぐ位置にあったため、ビザンティンやペルシアとの文化交流が行われていたそうです!世界遺産「イランのアルメニア修道院群」として登録されている建造物はその重要な文化交流があったことをバシっと示す顕著な例なんで・す・YO!
だとしたら教会にペルシャ文字があってもおかしくはないのかも。
中はちょっとだけ修復中!
こちらが教会の奥にある祭壇!
教会内部の装飾は控えめです。何か装飾っぽいものは無いのかなぁ~なんて探してたら、
祭壇手前の壁に十字架が刻まれてるのを発見!
何だかイェイ雰囲気を醸し出してる!
そんでもって横側の壁にはこんなものが!
イスラム教のモスクの中にあるミフラーブに似てる!
- ミフラーブ: イスラム教の礼拝場所「モスク」の中にある礼拝用に壁にくぼみが作られた場所で、メッカの方向(ギブラ)を示します!
教会の中にいる人にこれが何だか聞いてみたのですが、いかんせん言葉が通じず分かりませんでした。が、洗礼台って言ってるような言ってないような。はて?こちらのスタラクタイト(鍾乳石のような装飾)もペルシャとの文化交流があったことを表す装飾なのではないでしょうか。はて?
ここら辺で教会の外へ! ┌( ・_・)┘
お次は教会の周りを1周してみようぜイェーイ!
実は白の教会の裏側に回ると新発見があるんで・す・YO!
ジャーン (゚∀゚)
裏側の黒い石を使って建てられている教会が「黒の教会(Black Church )」!
2つの教会が合体してるように見えますね!
左が白の教会で、右が黒の教会!
どう見てもつながってる!
実は先ほど教会の内部をご紹介したときに祭壇のあった場所は「黒の教会」の中なんで・す・YO!というわけでもちろん内部もつながってます!
元々黒の教会があって、19世紀の初頭に白の教会が付け加えられたようです!そんなこんなで聖タデウス教会は「ガラ・ケリーサー」(トルコ語で黒の教会という意)とも呼ばれています!
そして黒の教会には申し訳ないのですが、目を見張るのは「白の教会」の外壁!
外壁に施されている浮彫り装飾がキテます!
まずは教会の上の方!
こちらは「歩き方」いわく、「聖ゲオルギウス」さんのレリーフ!
こんな感じの聖人の浮彫り彫刻が、壁1周並んでます!
そして外壁の真ん中や下の方にも細かな浮彫り彫刻がたくさんあるので
一挙に紹介イェイ!イェイ!イェ~イ!
ビザンティン帝国のシンボル、「双頭の鷲(わし)」を彷彿とさせるこんなのから、
こんなのや、
こんなのや、
こんなのや、
こんな感じのお茶目なものまで!
カワイェらしい装飾も結構あるんです!
あっ、これはこれは。おかげさまで本日晴れました。
こちらは恐らくペルシャ文化の影響でしょう!
どどどどどーっと、ご紹介しましたが結構見応えがあるのが分かっていただけたはず!
(世界遺産には失礼だけど)そこまで期待していなかった分、大満足イェーイ!
修道院の城壁の中には教会以外にも行ける場所がありましたのでちょろっとご紹介!
崩れた石壁が迷路のようになってます!
迷路の行く先々はほとんど何も残っていない状態なのですが、
屋根の残っている建物を発見!
中にも入れます!
しかし、何だかわかりません!イェイ!イェイ!
イェーイ!
「イランのアルメニア修道院群」も前半・後半に渡って長々とご紹介してきましたが、遂にお別れの時間がやってきました!今回ご紹介した聖タデウス修道院のように、イランの世界遺産ではゾロアスター教、イスラム教だけでなくキリスト教の遺跡もイェーイ!することができちゃうから面白いですね!
最後に、のどかな聖タデウス修道院の写真を見ながらお別れしましょう!イェイ!イェイ!
後輩: 「先輩!イラン最後の世界遺産の記事なのに自分、登場できなかったっす!」
先輩: 「俺達忘れられてたんだろうよ~。」
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