蘭州から成都に到着!- 22時間硬座での移動編 -
記事は [08年08月15日] 38 日目 中国 31日目 / 蘭州 のお話
世界遺産を求めて四川省へ!
今回は8月15日~16日の蘭州から成都へのエアコンなし硬座での移動の様子をご紹介
蘭州出発の日。成都行きの列車は16時30分発。22時間の硬座に備えて、朝9時からホテル近くの店で辛い麺食べる!前日に食べた馬子禄牛肉面よりおいしい。。。。しかも1杯3元(約50円)。
昼食もチャーハン4元(約65円)と辛い焼そばみたいなの6元(約100円)!炭水化物をとりまくり!これは2号の趣味です。。。長距離移動の前にこんなに辛いの食べて大丈夫なのか。。
蘭州駅には出発40~50分前に到着したのだがすでに改札が始まっていた!やばい!今までだと30分前くらいに改札が始まってたのになんでこんな日に限って!
というのも、改札始まる前からスタンバイしてダッシュで車内に行かないと、バックパックを置くスペースを自分の席の近くに確保できなくなる可能性があるんでーす!
そして僕たちは列車に乗るときは必ずその駅が始発となる列車を選んでます。始発駅からでないとチケットが確保しにくいというのもあるのですが、始発駅ではない途中の駅から乗ってくると荷物置くところが無いのではないかと心配だからでーす!
車内に入ると案の定、もう結構の数の人がいて、棚がうまってきてるーー!
なんとか他の人の荷物をテトリス的にまとめていってスペースを確保し、バックパック収納完了!スニーカーからサンダルに履き替え、さぁいよいよ22時間座ったままの旅の始まりです!
蘭州から成都までエアコンなしの硬座は1人73元(約1,200円)と超超格安!同じ22時間くらいでも西安から敦煌まで空調ありの硬臥(2等寝台中段)で行くと1人367元(約6,000円)もしました。
硬座は通路を挟んで3人席と2人席があって、それぞれ向かいあう形で座ることになります。僕たちは3人席で、1号、2号、そして人の良さそうなお兄ちゃん3人です。そして向かいの3人と合わせて6人仲良く旅しましょうねー状態となるはずなのですが。。。。
これは中国の文化なのか!硬座と言えども席は全席指定です。それなのになぜか1号、2号、人の良さそうなお兄ちゃんの3人しか座れないはずの3人席に、しばらくするとおばちゃんも座ってる!!向かいの3人席にもさっきまでいなかったおばちゃんが座ってるーー!!恐らく指定席持ってない無座の人たちでしょう!6人仲良く旅しましょうねーとなるはずが8人仲良く旅しましょうねーになってるではありませんか!絶対仲良くなれねーーー!おかげさまで1人当たりのスペースが狭くなーーる!
そこでお兄ちゃんと共謀し、おばちゃんがトイレか何かで席を立ったタイミングで誰も座れないようきっちり隙間を埋め、3人で寝る(ふりをする)ことに!そしたら見事キングボンビーがいなくなったぜイェーイ!でもこういうことをやってよかったのか。。。
列車の中では車内販売が頻繁にやってきます!ぶっかけご飯弁当と、飲物・お菓子・カップラーメン売ってるやつと、あとアクセサリー的な謎の商品販売の3つのパターンで売り子がやってきます。中国の人は本当にカップラーメン好きなんだなーって思います。車内ではほとんどの人がカップラーメン持ち込んでるし、車内にもお湯が用意されてます。
そうこうしているうちに夜中を迎ることに!
硬臥(寝台列車)は22時になると消灯するが、硬座はもちろん消灯なんてありません。だって基本座ったままですからーー。でも、みんな各々の体勢で寝てます。。。
1号は日本にいる時から「睡眠の神様」に見えるほど、どんな場所でも自分の寝たい時に一瞬で寝れるのび太体質なのでちょくちょく寝れてる!かなりうらやましい!僕はナイーブ?なので中々寝付けない。しかも垂直の背もたれのイスでなんでみんな寝れるんだよーーー!って感じ!
空調もないので、窓開けるしかないが、窓開けると寒いし、窓閉めると暑いし、温度調節が難しい!寝るときには上に羽織るものは必須です!各ブロックごとに天井に扇風機があるが、場所によっては壊れてるところもいくつかあって、これ動いてないと結構悲惨かも。
座って20時間越えてくると、もう尻がありえないくらい汗まみれ!もしかしたら尻ダイエットになるのかも!僕は目一杯汗っかきなので、ズボンが尻に吸い付いてきて立ったり座ったり、立ったり座ったりを頻繁に繰り返す。それがまたいい屈伸運動になって汗かいてきて、またズボンが尻に吸い付いてきてみたいな。。。
そんなこんなで、ついについに成都到着!!もう地震の影響はほとんどなかったのか予定通り22時間くらいで到着です!22時間どんなイスに座ってきたのか、硬座について検証してみました!
だいたいどの列車もこの青い布がイスにかかっているのですが、
思い切って布をめくってみると。。。
よくがんばったこのイスで。。。。飛行機で22時間とは全然違うでしょ!
しかし全く無理ー!ってわけではないので、機会があったら一度はチャレンジしてみては!
成都に着くと、恒例の宿探しの開始です
今までで一番苦労したかも。駅前から攻めていくも外国人は泊まれないとか、ネット使えるのは250元以上する部屋からとかで中々なーーい!有名な日本人宿の勧誘も受けましたが、ここは最後の切り札にしようと思い、駅前からバスに乗って安めのホテルがたくさんありそうな人民南路までGo!
しかーーしそこでもなかなかいい宿にありつけない。。。22時間硬座に乗ってきて体力もなく、宿もなかなか見つからず結構ピンチ!最後、ここが駄目だったら日本人宿までタクシーで行こうと思いいざ突撃!
「睡眠の神様」ではなく普通の神様は我々を見放さなかった!フロントの兄ちゃんも我々の渾身の値下げ要求に応じてくれなんとかホテルGet!イェーイ!とりあえず3泊確保!ワッホーイ!
もうくたくたの1号、2号であったが、宿が確保できると四川料理を楽しまなきゃイェーイ!モードが全開になり、気づくとバスに乗って陳麻婆豆腐に!
僕は麻婆豆腐をチャーハンにかけて食べる組み合わせ、名づけてマーチャーが好きなので麻婆豆腐8元(約130円)の他にメニューには載ってないがチャーハン8元も頼んでみる!
麻婆豆腐は激辛というわけではないが、山椒がかなり効いていて唇とか舌が絶妙にピリピリします!ここのマーチャーも最高!でも一番安いビールが1瓶9元なのがちょっと痛かった。。。
こうして無事成都に到着し、辛いものを食べて成都初日を終えたとさ。
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コメント
> tama!
言われてみて気づいたが、確かに麻婆豆腐とろみないような気がする。麻婆が赤くならないのは情熱が足りないからだ!イェーイ!
世界の車窓からみたいのやりたいからデジタルビデオカメラ頂戴!
> ひさほゆうさん
シムズガーデン知ってました!
今回は街の真ん中へんでどこか見つけたかったので行きませんでしたがかなり有名ですね。九寨溝ツアーで知り合った人もシムズに泊まってました。
2008年8月26日: 2号 さん
ああ、成都には今までの旅の中で最高の宿があります。
もちろん日本人宿。
シムズガーデンというところで
一泊30元ドミトリー
オーナーも日本人で日本語も多少通じます。
日本人も常にいるので
http://www.gogosc.com/jp.asp
パソコンを持っていればネットもやり放題ですよ!
2008年8月19日: ひさほゆう さん
あ!
しかも私今世界遺産をテレビで観てます
それ観て思ったけど、
列車の窓から、先頭車両と景色を撮った写真なんかがあると臨場感・スピード感あって素敵ですね☆
ふふふっ
2008年8月19日: たま さん
Hey!
中国のマーボー豆腐って、汁にとろみがないねー
片栗粉は使ってないのでしょうか?
今日は、我が家もマーボー豆腐にしてみましたが、
そこまで美味しそうに作れません
(豆板醤沢山入れたけどそこまで赤くならないのはなぜ?)
2008年8月19日: tama さん
私、コメントします!
みなさまからのコメントを楽しみにお待ちしております!
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