23発目の世界遺産!中国南部カルスト [ツアー1日目]
記事は [08年09月03日] 57 日目 中国 50日目 / 茘波 のお話
9月3日-4日のお話。やっとこリアルタイムに近づいてきた!
中国では17発目、トータルでは23発目の世界遺産、「中国南部カルスト」に1泊2日のバスツアーで行って来たぜイェーイ!今回はツアー1日目の話です。記事長いでーす。
「中国南部カルスト」という世界遺産は、以下2つの省と1つの直轄市にまたがる広大な自然遺産です!
- 雲南省の石林
- 貴州省の茘波(れいは)
- 重慶市の武隆(ぶりゅう)
3つの中では雲南省の石林が見た目のインパクトが強く、中国南部カルストの写真と言えば石林が掲載されていることが多いです。
ではカルストって一体何なんでしょう?そこで、百科事典ソフト「エンカルタ」におまけで付いてくるエンカルタキッズ登場!キッズの方が説明が易しい!
石灰岩でできた土地が、雨水にとけだす浸食や、風にけずりとられる風化などによって、大きくかえられてできた地形です。石灰岩は二酸化炭素をふくんだ雨水にとけてしまうので、地表には石灰岩の大きなかたまり(カレンフェルト)や、すりばちのようにくぼんだ場所(ドリーネ)ができます。また、地下には、しょう乳洞ができます。 Microsoft(R) Encarta(R) 2008. (C) 1993-2007 Microsoft Corporation. All rights reserved.
というわけで、カルスト地形は独特の景観を醸し出してくれます!
今回は3つのうち、貴州省の茘波に行ってきました!本当は貴州省に入る前は重慶市にいたので武隆のカルストを見に行くチャンスがあったのですが、その時点では「中国南部カルスト」は貴州省に行こう!とだけ決めていて調査が進んでいなかったため、まさかのスルー!痛すぎる。。。
茘波という街は貴州省の最南部にあり、僕たちが貴陽の次に向かいたい広西チワン族自治区と接しています。そこで最初はツアーではなく、「貴陽→茘波→南寧(広西チワン族自治区)」と抜けていくルートを考えました。貴陽客運站(バスターミナル)で聞いたところ貴陽から茘波までは93元でバスが出ているとのことだったが、茘波というあまりにも情報の無い場所でちゃんとバスに乗って次の街に抜けられるのか若干不安になり、結局ツアーで行って貴陽に戻ってくることに相成りました。
ツアーの申し込みは前日に駅前にある何軒かの旅行代理店を回って、1件目は320元、2件目は290元、3件目は270元で3件目に決定!イェーイ!と思ったら後でホテルまで旅行会社のお姉ちゃんがやってきて、外国人がどうのとか、保険がどうのとかでもう40元追加徴収。。。結局1人310元(約5,100円)。もしやあっちの作戦に見事ハマってしまったのか!?
貴州省茘波のカルストの観光スポットとしては、樟江風景名勝区と、茂蘭(まおらん)自然保護区の2つがあります。今回のツアーは樟江風景名勝区にある大七孔景区と小七孔景区を回るツアーで、1日目に大七孔景区、2日目に小七孔景区を回るツアーでした。
ツアー代には大七孔風景区の入場料30元と小七孔風景区の入場料80元(小七孔バス代含)、ホテル1泊、朝昼晩3食が含まれてます。
----- ツアー1日目(9月3日)--------------
旅行会社のお姉ちゃんが6時30分にホテルまで迎えに来てくれ、ツアーの幕開けです!この日はあいにくの雨、タクシーでツアーバスのある所まで向かいます。
集合場所に到着するもバスが遅れるわ、他のツアーメンバーが来ないわで結局8時に出発。出だしで1時間もつまづいてるー!
今回のツアーメンバーはシルバー層が多く、英語、日本語の話せる人はいなかったのでコッテリ筆談することに!ツアーのガイドさん(23歳男性)には、「NIHONJIN!」とか「SUZUKI!」とか呼ばれてました。オイオイ!
九寨溝・黄龍に続いて2回目のツアーだぜイェーイ!ツアーってなんかオモローだぜイェーイ!なんて思いながらバスに乗っていると、この後、テンションうなぎ下がりの事態発生!
貴陽から茘波まではバスで約6時間くらいかかるのだが、そのうちの3時間くらいは、
抱腹絶倒なほどバス揺れっぱなし!
道が舗装されてる所でも、ボッコンボッコンしてるところが多く、
阿鼻叫喚なほど内臓が揺れっぱなし!
もちろん舗装されてない所も通るので
内臓の位置が入れ替わるんじゃないかと思うほど、揺れっぱなし!
ちょっと大げさかもしれないが、20秒間隔くらいでドッコーン!バッコーーン!ってなる!
しかもこの時思った。
帰りもドッコーン!バッコーーン!じゃーーん!
長距離バスでは、ケツが痛い!ケツが暑い!ケツが蒸れる!首が落ち着かない!首が痛い!ケツが!首が!と経験してきたが、ついに内臓まで攻めてくるか長距離バスよ!お腹いっぱいにご飯食べてたら大変なことになるぞ、オイオイ!
こんな状況でも1号は寝て起きて、寝て起きてを見事に繰り返す!さすが睡眠の神様!
このアッパレなほどの悪路を耐え抜き、14時頃、茘波に到着!僕たちが1泊するホテル、茘泉飯店の1Fでランチターーイム!
ツアー中の食事の写真を撮るのは結構難しい。みんなで円卓を囲んで次から次へと運ばれてくる料理を喰らっていくのでタイミングがむずい!
ランチ後はいよいよ世界遺産、大七孔景区へ!
15時30分頃、大七孔景区へ到着!
しかし15分後に出発するとのこと!時間が遅いからなのかなんなのか、今日は大七孔景区の代わりに小七孔景区に行って、明日、大七孔景区に行くことになったらしい。(しかし翌日違う理由だったことが判明)
とりあえず大七孔入り口付近の写真だけ撮ってバスに戻る。
大七孔景区から小七孔景区まではバスで5分ほどで到着。今度こそ世界遺産に巡りあえる!
今回は自由行動ではなく、ツアーメンバーと一緒に回りました。小七孔景区はかなり広いので九寨溝と同じように要所要所バスを使っていきます。まずは小七孔景区の一番奥にある臥龙潭(がりゅうたん)へバスでゴー!入り口から20分弱で到着!
これがカルスト地形のなせるワザ!臥龙潭、美しい!
次はバッテリーカーに乗って鴛鴦湖(おしどりこ)へ!
鴛鴦湖は上湖と下湖があって、行ったのは下湖です。下湖にはWaterway Maize(水上迷路?)というなんともそそられるスポットがありますがボートに乗らないと行けませーーん。鴛鴦湖はボートに乗ってなんぼかも。
続いては翠谷瀑布!漢字の読み方わからないが、突然山の中からひょっこり出てくる感じがかなりイェーイ!
そしてお待ちかね!水上森林だぜイェーイ!ここは水と緑のコラボレーションを楽しむ散策スポットです。
さぁ、水上森林へゴー!
しかーーーーし!
ちょっと歩いたところで、
愕然とする光景がーーーーーーーーーっ!
げーーーーーーーーっ!
途中で道が水の中にーーーーーー!
ここでふと頭によぎる。どうりでみんな、裸足でサンダル履いてたわけだ!ツアー申し込みのときに姉ちゃん教えてくれればいいのにーー!いや、もしかしたら中国語で教えてくれたのかも。。。
ここから先に進まないと全く水上森林は楽しめない。
よって、
こうなる。
この後も足濡れスポットが続くので、以後ずっと裸足で石の上を歩き続けます。ゴツゴツした所も多いのでかなり痛いぜイェーイ!
しかしここの景色は本当にすばらしい!水の中から木々が突き出してくる感じが幻想的で、思わずイェーイ!がこぼれてしまいます。カルスト万歳!
そしてこの頃には、33歳の大将率いる3人組と仲良くなってました。
水上森林を終え、こんな感じで水がブシューーってなってる道をバスで抜けていくと、
拉雅瀑布(らやばくふ)の登場です!
動画コーナーイェーイ!カルスト地形独特の景観、そして1号をお楽しみください!
動画を見ていただけるとわかりますが小七孔景区は足濡れスポットが多く、ビーチサンダルとかで特攻しないと絶好のポジションまで行けませんのよ。
そして最後の観光スポット、小七孔古橋!
本当はもう一つ天鐘洞という鍾乳洞があったのだが別料金だしツアーの中に入ってなかったっぽい。こうして実に濃い1日が終了したとさ。
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
先ほど、ベトナムとの国境の街、広西チワン族自治区にある「凭祥」へのバスチケットを買ってきました!明日の19時に出発です!
最近の1号。駅前で3元で買える黒タピオカミルクティーにはまり、連日通ってます。
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コメント
> うし
アジアで合流しない?
ビデオカメラ手土産でー★
2008年9月15日: 1号 さん
おぉ!楽しみです!!アジアで安くて良いビデオカメラ見つかると良いですね。
2008年9月11日: うし さん
> うしさん!
動画の可能性をただ今模索中です!
1号がかなり動画にハマってきたのでビデオカメラを買う日が来そうな予感!
2008年9月 7日: 2号 さん
動画いいねー!さて投票投票。。
2008年9月 7日: うし さん
私、コメントします!
みなさまからのコメントを楽しみにお待ちしております!
「イェーイ!」だけでも構いませんのでお気軽にどうぞ!
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該当のブログ記事を開いてからコメントを投稿するまでの時間が長いと「エラー」となってしまうようです。