世界遺産イェーイ！ 世界一周旅行 旅日記！

エローラ石窟群は南北2kmに渡って、南から仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の石窟が一列に並んでいます。今回は一番南側の「第1窟」から、エローラ最大の見所16窟の一歩手前、「第15窟」までを順番に見て回ったときの様子をご紹介！！

それでは仏教ゾーンへレッツらゴー！

入口正面にある「第16窟」を見な～いように右に曲がり、仏教ゾーンを目指します。

右に行くとすぐにトイレを発見できるのですが、

周りの風景に馴染んでいて中々イェイ！

世の中の頻尿人(ひんにょうびと)を代表し、トイレ情報は欠かしませんよ～！

エローラの入口からまずは一番南の「第1窟」までひた歩く！行く途中、第15窟、14窟、13窟・・・2窟が順々に現れてきますがとりあえずは無視！1窟から順々に見ていった方が気持ちイェイでしょ！

しかし第1窟に近づいて行くほど観光客は段々と少なくなっていきます。仏教ゾーンの見所は第10窟周辺なのでそこら辺りまで行って引き返す人が多いのでしょう。

もちろんセカイェは1窟まで歩きます。

そして歩くこと約10分、こちらに到着です！

実はこの写真、第1窟よりさらに南側の場所から撮ってます！目の前に広がってるのが仏教の石窟群で・す・YO！前に見えるスペースの右側に第1窟があります。

ジャーン！

こちらが「第1窟」の入口です。。ほら穴状態ですね。。

石窟の中はとにかく質素！柱も何もない！ただただ四角～！って感じ！

仏教ゾーンの石窟は第10窟以外は僧侶たちの住む場所として使われていたそうです。四角い穴の向こうには僧侶たちの小部屋があります。広い空間は共同スペースとして使われていたのでしょう。

第1窟の中から見た風景！

僧侶のみなさん、小部屋から出てくるとこんな景色が待っています！

続いてお隣の「第2窟」！

こちらは第1窟と全然違って、ちゃんとした入口があります！

中には彫刻の施された柱があってイェイ！

そして奥のくぼみの中にはお釈迦様がいらっしゃる！

こちらのお釈迦様は座禅の時のように足を組む「結跏趺坐(けっかふざ)」ではなく、台座に腰を掛けています。この座り方は「倚坐(いざ)」という座り方です。アジャンターでも見かけました。

そして他にはこんな方も！

すみません。こんな方としか言いようががなくて。。

そして3窟は飛ばして、「第4窟」！

本当はマニアックな石窟こそご紹介したいのですがこちらの都合でジャンジャン飛ばしま～す！イェイ！

こちらが「第4窟」の全景！

2階建てのようにも見えますが、お隣の5窟が1段上(写真だと左上隅)にあるので、上の階の部分が4窟か5窟か分かりませんでした。

入口には仏像の彫刻が施されてます！

他の窟を見ていくうちに、超質素でほら穴的なのは第1窟だけだったことが判明しました。でも後々あのシンプルな形もなんかイェイ！なと思えてきます。

穴の向こうショットが最近のマイブーム！

隣の階段を登って「第5窟」！

「第5窟」の前から1～4窟の方を向いた景色です！

1つの大きな岩山に全ての石窟が掘られてるんですよ～！すごいでしょ～！

そして5窟の中はめっちゃ広い！長・方・形！

5窟の特徴はこの広い空間の真ん中に置かれてる「2本の長～い石ベンチ」！ここは仏教の教義を学ぶ所として使われていたそうで、長い2本のイスは托鉢僧の弟子？(mendicant disciples )たち用のイスだったそうです。1号は座って休憩してます！

柱にも細かな彫刻が施されてました！

下の列をよ～く見るとヒンドゥー教寺院の門とかにある「カーラ」にも見えてきます！

ちなみにこちらはインドネシアの世界遺産「プランバナン寺院」で見た「カーラ」！

宗教の違いはあれど結構似てるでしょ！ちなみにインドネシアにもプランバナン寺院のようにヒンドゥー教寺院の遺跡があるんですよ～！

こちらは「第6窟」か「第7窟」で見かけた彫刻！

ライオンの上に誰か乗ってるっしょ！後から見てなんかキャワイェイなと思ったので6窟か7窟かは分かりませ～ん！66発も世界遺産の記事書いてますが相変わらずメモとかしてないのよね。。

でもって、やっとこ「第8窟」！

ここは1号の後頭部に任せよう！

で、仏教ゾーンのメイン「第10窟」イェイ！

ここで仏教の石窟について簡単に説明！エローラの仏教窟にはアジャンターと同様、以下2種類が存在します。

この「第10窟」はエローラで唯一のチャイティヤ窟で、石窟の中にはストゥーパ(仏塔)があるので・す・YO！

外から見ると2階建てですが、内部は1階と2階が吹き抜けになってます！

1階にはストゥーパがあるため天井を高くしないといけないので・す・YO！

中はこんな感じ～！

ストゥーパ(仏塔)の前には座ってるお釈迦様の像がいらっしゃる！

アジャンターの第26窟にも同じようなストゥーパがありましたので2枚ほど写真を紹介します！見比べてみてください！

【参考】アジャンター第26窟！

【参考】アジャンター第26窟！

めっちゃ似てるっしょ！ w(ﾟoﾟ)w

両方の石窟とも天井にあばら骨っぽい装飾があるのが特徴的ですね！

エローラの10窟では2階のバルコニーのような場所にも行けます！

左の扉の奥を覗いてみると、

ストゥーパのてっぺん部分と、あばら骨的な天井の装飾が良く見えます！

扉には網が張られてるのですが、素人ながらピントをあれこれ動かして網が写らないように撮れました！

続いて「第11窟」と「第12窟」をチラリ！

「第11窟」は、なんと3階建て～！

「第12窟」も3階建て～！

ついに石窟もアパート化されてしまったような感じですね！両方とも上まで登れたのですが体力とウォァエの問題から外観を見るだけにとどめました。でも第12窟には見所のある仏像彫刻がワラワラ～とあるらしかったのでちょっともったいないことしたかも。

ここまでで仏教ゾーン終了です！

仏教ゾーンの石窟の中では、体力のある内に10窟と12窟を見ておく方がイェかったのかも！あぁ12窟。。

そしてすぐお隣がヒンドゥー教ゾーン！イェーイ！

仏教ゾーンとヒンドゥー教ゾーンの間に特に何があるというわけでもなく、見た目の同じような石窟が続くので意識してないと分からない！

ではまずは、隣り合う「第13窟」と「第14窟」！

右のほら穴的なのが「第14窟」で、左の柱が見えてるの方が「第13窟」です！見た目だけではヒンドゥー教だか仏教だか分かんないっしょ！

でも中に入るとヒンドゥ～をもの凄く感じることができます！

ヒンドゥー神話が描かれた彫刻がワラワラあるんで・す・YO！壁面彫刻の「ヒンドゥ～祭り」や～！！特に前回の第29窟でも紹介した「カイラーサ山を揺らす魔王ラーヴァナ」の彫刻が有名なことから第14窟は「ラーヴァナの住居(Abode of Ravana )」とも呼ばれてます。(ちょっと意訳かも。。)

インドの記事ではシヴァ神の彫刻を多く紹介してきたので、今回はシヴァと並ぶヒンドゥー教2大神の1人「ヴィシュヌ神」の彫刻をご紹介！

悪魔によって水中に沈められた大地を見事取り戻した「ヴァラーハ」！

そしてこの記事最後の「第15窟」！

ここまで来る頃にはもうヘロヘロ状態。もちろん引き続きウォァエ。とりあえずここをイェーイ！すれば入口に戻って再休憩できるのだが、最後に待ち構えていたのは、

長くて急な階段。。

必死の形相で辿り着いた「第15窟」！

やっと登りきったねーと2人で話したその直後、

さっ、降りよ。。

登っただけで満足してしまったとさ。。ってここも超もったいないことをした！下調べなしにただただ階段を登ってしまったのだが、第15窟はヴィシュヌ神を祀る石窟であった。これまでのインドの旅ではシヴァを祀っている寺院が多かったのでヴィシュヌ見たかったのよ。。

エローラ石窟群-16窟(カイラーサナータ寺院)＆21窟の記事に続く。。

　最後にリアルタイム情報Yay！ -------------

長かったトンネルを抜け、明日は世界遺産「サーンチーの仏教建造物群」に行くぞ～！たぶん。