ルート詳細はこちら!

200879日~201267日 (1,430 日間)
国旗 遂に帰国, 東京 (計82 ヵ国訪問)

世界遺産制覇! ★全訪問リストはこちら!

1,199件中 557 件!(46.5 %制覇)

世界遺産イェーイ! 世界一周旅行 旅日記!

世界遺産イェーイ! 世界一周旅行 旅日記!

全部見るぞ世界遺産! 2008年7月9日出発!バックパッカー夫婦の世界一周世界遺産旅行ブログ!<br />写真・動画満載のリアルタイム旅行記!

2009年5月25日

インド / ボーパール で更新


61発目の世界遺産!ハンピの建造物群 [前半]

記事は [09年04月19日285 日目   インド2 24日目 / ハンピ のお話

4月19日-20日、いよいよ通算61発目!そしてインドでは4発目の世界遺産「ハンピの建造物群」!見所が多いので観光に2日間かけています。今回は初日の様子をお届け!ハンピは辺鄙(へんぴ)ではなく神秘!これぞ、「ザ・遺跡」!

book 「ハンピ」は14~16世紀に栄えたヒンドゥー教国家「ヴィジャヤナガル王国」の首都だった場所で、この時代に建てられた多くのヒンドゥー教寺院や宮殿の跡地が世界遺産 「ハンピの建造物群」として登録されています。

見所がほんとに多いのよ!

遺跡の分布を示す看板が「ヴィッタラ寺院」の前にあったのでご紹介します!

ハンピ地図

地図上の黒い点が全部遺跡!そして右にずらーっと並んでるのが遺跡名!3列ありますが各列で言語が異なるだけなので遺跡のラインナップとしては1列です。全部で83個も遺跡がある!ほとんどの遺跡が廃墟と化してますがそれでも見所は多いんです!

しかーしこの地図、約3.5km×3.5km とそんなに広い範囲ではないのでオートリクシャーをチャーターすれば案外楽に回れます!遺跡もある程度密集してるしね!でもこれが世界遺産の全登録範囲なのかは定かでないです。

遺跡は大まかに2つの地域に分けられます。ハンピ北側の「寺院地区」と、南側の「宮殿地区」です。地図上でざっくり言うと、茶色い線(城壁)で囲まれてる所が「宮殿地区」で、それより北が「寺院地区」となります。

こう説明すると色々な寺院跡が見所になるのですが、僕的にはハンピの村全体の雰囲気が一番の見所だと思ってます!この地図からだと到底分からないのですが、この村中は岩山に覆われていて、そこかしこに岩がゴロゴロ転がってる感じなんです!イメージカラーは茶色!そんな茶色の世界に茶色な遺跡がボワッって現れてくるんで・す・YO!正に「ザ・遺跡」!

初日は北側の「寺院地区」をちょろっと周り、2日目に北側の残りと南側を回りました。

というわけで今回の記事は、初日の様子をお届けします!

初日にイェーイ!したところはこちら!

  1. ヴィルーパークシャー寺院(Virupaksha Temple )
  2. マタンガ山(Mathanga Hills )
  3. ナンディ像(Monolithic Bull )
  4. アチュタラヤ寺院(Achyutaraya Temple )
  5. ガネーシャ像(Kadlekalu Ganesha )

全て北側の地区にあるので歩いて回ることができます。初日の一番の思い出は、なんといっても「マタンガ山」!小さな山だと侮っていたら中々登り応えのある山だった。。だって暑いんだもーん!絶対40度超えてるよ~!

それでは「ハンピの建造物群」へレッツらゴー!

この日は9時30分から観光スタート!まずは泊まっている「ヴィッキー・ゲストハウス」からすぐに見える「ヴィルーパークシャー寺院」へ!ヴィルーパークシャーさんはシヴァの化身というキャラ設定のため、ここにはシヴァ神が祀られているんです。

こんな感じでヴィルーパークシャー寺院の白いゴープラム(塔門)がそびえ立つ!

ヴィルーパークシャー寺院

ハンピでは断トツで目立っている建物です!こちらは東門なので午前中の方が太陽光が当たってキレイなはずなのですが、ハンピもパッタダカル同様どんより空が続いていたのでちょっと残念。cloud

この門を抜けて中に入ります!

ヴィルーパークシャー寺院

入場料は1人2ルピー(約5円)とあってないようなもの!

ヴィルーパークシャー寺院

ただしカメラの持込には50ルピー(約125円)かかります。

そしてこれより先は裸足!靴を脱ぎましょう!

ヴィルーパークシャー寺院

入場口を抜けると最初に目に付いたのは、

象さん!

ヴィルーパークシャー寺院

象さんの鼻にお金を渡すとこんな感じで頭をなでてもらえます。地元の方々に大人気!ちなみにロンプラ曰く、この象さんは「ラクシュミ(Lakshmi )」と言うらしいです。ビシュヌの奥さんと同じ名前!

こちらは寺院中央にあるマンダパ(拝堂)の中!

ヴィルーパークシャー寺院

この奥にリンガがありました。この寺院やたら猿が多くピョンピョン飛び回ってます!

そして猿たちを見ながら寺院の奥まで行くと、オモローなもの発見!

ジャーン!

ヴィルーパークシャー寺院

実はこういうことっ!

ヴィルーパークシャー寺院

ゴープラム(塔門)の影が逆さに映ってるのよ!

めっちゃ暗いところにあって最初はこの存在に気づきませんでしたが、チップ目当てのおじちゃんが教えてくれました!

そして最後に、

マンダパの裏手にてパシャリ。camera

ヴィルーパークシャー寺院

ここの寺院を出るときに出口付近のお店にとてもチャーミングなお土産が売られているのを見つけました!買おうか買うまいか非常に悩んだ1品はこちらです!

ジャーン!

土産リンガ

一見しょうゆ入れにも見えますが、間違いなくリンガの置物です!
これはほんとに買うか悩んだ。( -人-).。oO( どうしよう・・)

結局、他の所にも売ってるだろうってことで態度保留。しかしその後は見かけず。。

ヴィルーパークシャー寺院を出た後は、「マタンガ山」を目指す!寺院の出口からま~っすぐ延びてるメイン通りの反対側まで歩きます。500m くらいかな。

とにかくクソ暑いのでこの500m の直線がめっちゃ長く感じる!この距離をオートリクシャー使ってやろうかと思うぐらい暑い!そしてなぜだかそんなに天気良くないんだけど暑い!sun sun

そしてだいぶ歩いたところで、ヴィルーパークシャー寺院をバックに地元との人と記念写真を撮ってみる!インドの若者たちと一緒にジャンプしての記念撮影!

せーの、

グッダグダ!

ハンピ

ジャンプは合わないは、撮る瞬間に自転車で誰か突っ込んでくるわ。。

でも、こう見ると結構ヴィルーパークシャー寺院から歩いてきてるのがわかるっしょ!

そしてこちらがメイン通りの反対側の端っこ!(午後の写真)

ハンピ

右側の岩山がマタンガ山で・す・YO!写真の通りこちらの方まで歩いてくる人はほとんど見かけませんでした。

そして行き止まりには巨大なナンディ像が!(午後の写真)

ナンディ

ここでヒンドゥ~な話の復習。

【ヒンドゥ~な話】
シヴァを祀る寺院ではヴィマーナ(本堂)の中にシヴァの象徴、リンガ(男性のアレ)があり、リンガの下にはヨニ(女性のソレ)があります。そしてその周辺にはリンガの方向を見るような形でシヴァの乗り物ナンディ(牡牛)が座っている場合が多いです。男性のアレをじっと見つめ続ける牛さん。。その構図を分かりやすく示すお土産をどこかで見つけましたのでどうぞ!

ナンディとリンガ

左がリンガ&ヨニで、右がナンディです。キャワイェイお香立て!

ヴィルーパークシャー寺院の門を出てず~っとまっすぐ歩いてきたところに巨大なナンディがいたということは、このナンディはヴィルーパークシャー寺院の中のリンガを遠~くの方から見つめていたのでしょう!

そしてこのナンディ像の前が分かれ道になっている!

マタンガ山

ここを右に行くと「マタンガ山」に行けます!

11時頃からマタンガ山の攻略にかかりました。日差しがかなりキツいしとにかく暑い!1号は「湿気のないサウナのようだ」とギャーギャー騒いでました。そして右に進んだ後はどっちにどう行くと登れるのかよくわからん。。もう少し標識が欲しい!

しかし、なんとなーく道はあってるっぽく、石の階段を発見!えっさ!えっさ!と登ります。

1号:「えっさ!えっさ!」

マタンガ山

そしてこの後、思ってたよりかなり険しい道のりとなる!

まさかこんなことになるとは!(実は岩の右側から行けた。。)

マタンガ山

サンダルは絶対無理!

マタンガ山

ようやく頂上?に到着!

マタンガ山

ここまで30分弱かかりました。

さすがにこれだけ登るとハンピの村も一望できます!

こんな感じで村は岩山に囲まれてるんで・す・YO!正に天然の要塞!

マタンガ山

この「ザ・遺跡」!な雰囲気が好きなのよ~!

ヴィルーパークシャー寺院もよく見える!

マタンガ山

マタンガ山

反対側はもっと岩だらけ~!

マタンガ山

ロールプレイングゲームのモデルとなりそうな景観!

そして望遠レンズでこの方向のずーっと先を覗いてみると、

「ヴィッタラ寺院」を発見!

マタンガ山

ヴィッタラ寺院はハンピの建造物群の中では一番有名な寺院です。この次の日にイェーイ!したのですが結構歩く。。

そして運命の下山の時間がー。

登りも怖かったですが下りもかなり怖い!オーストラリアで川から滝壺に落ちかけた経験のある1号がいるとさらに心配!なのでこういう時はいつも、

僕が1号の荷物を全部持ちます!

マタンガ山

これで好感度アップ!bleah

無事下山した時はもう12時くらい。あの山を登ったんだねーって山を眺めてみると、オイ、オイ、甥!自分たちが登ったところの少し上になんか建物が立ってるのが見える!うちらが頂上だと思った場所は実は頂上ではなかったのだ。。

この後はとりあえず一旦宿に帰って休憩!宿の屋上のレストランでランチを食べてまったり!あまりの暑さに心がへし折れ、「もう今日はいっか~!」となりかけましたがこの日に「アチュタラヤ寺院」を見ておかないと次の日がえらい大変になるので、重い腰をしれーっとあげて、もう一度巨大ナンディ像の方へ向かいます!あそこまでオートリクシャーを使いたくなるくらい暑いんですが、まだまだ若いものには負けられん!ってことでテクテク歩きました。

僕はこの場所、結構気に入ってるんです!

ハンピ

今にも落っこちそうな岩に囲まれてるこの雰囲気が実にイェイ!マハーバリプラムではバターボールという不思議な岩を見ましたが、ハンピは不思議な岩だらけ!一番上に乗ってる岩ってどれもどうやってそこに乗ったの!ってやつばかり!

ナンディの右側にある石段を登っていくと「アチュタラヤ寺院」に辿りつけます!

左上の岩が今にも1号の方に落ちてきそう!

アチュタラヤ寺院

途中で小さなほこらの中に何やら絵が描いてあるところを発見!

ハヌマーンだ!

ハヌマーン

【ヒンドゥ~な話】
ハヌマーンはインドの有名な叙事詩「ラーマーヤナ」に準主役として登場するおサルさん(猿神)です。もちろん神様として信仰されています!西遊記の孫悟空のモデルになったとも言われているんで・す・YO!

そしてスリランカの世界遺産「ポロンナルワ」で遺跡を喰ってたこのハヌマンラングール(下のおサルさん)。ヒンドゥー教ではハヌマーンの家来という設定になっており神聖視されてます。少々やんちゃなサルですが。。

ハヌマンラングール

ちなみにこのハヌマーンが描かれていたほこらの前には「管理人」と名乗る1人のおばちゃんがいて、チップをあげないと写真を撮らせてくれませんでした。うひー。

そしてここをもう少しだけ道に沿っていくと、人気(ひとけ)の全くない岩だらけの荒野に突如、寺院が姿を現します!

ジャーン!アチュタラヤ寺院!

アチュタラヤ寺院

これにはまじ感動した!今まで色々な遺跡を見てきたが、登場の仕方が今までで一番イェイ!「ザ・遺跡」!もう気分はリアルドラクエで・す・YO!廃墟、ドムドーラの町を発見!みたいな!

こちら側から来ると一段下がった所に造られてるように見えます!

アチュタラヤ寺院

アチュタラヤ寺院

アチュタラヤ寺院は周辺の岩山と合わせてちょっと遠目から見る方が好きですね~!「ザ・遺跡」!な感じが味わえるので!

そしてメイン通りをテクテク帰っていったとさ。。

ハンピ

しかし天候が悪くなるにつれ暑さが弱まり、その分元気が出てきたのでもう1箇所だけ行ってみました。バスターミナルの南の坂道を上ってみます。

左が「ガネーシャ像」のあるほこらです!

ガネーシャ像

奥に見えてるのがヴィルーパークシャー寺院!天気悪っ!そしてこの中には巨大なガネーシャ像がおられました!

デーン!

ガネーシャ像

大迫力!

この日はこれで終了です!次の日も見所満載だぜイェーイ!

ハンピの建造物群-後半の記事に続く。。

追伸。
この看板、ハンピのバスターミナルにあったんで・す・YO!イェイ!イェイ!

看板

clock 最後にリアルタイム情報Yay! -------------

今日でボーパールに来てから18日が経ちました。我々に一体何があったのでしょうか?!恐らくはもう少し滞在することになりそうなのでネットとかでできるオモローなゲームがあれば教えてください。イェーイ!bleah

下のバナーボタンをクリックすると「にほんブログ村 世界遺産」と、「人気ブログランキングへ」への投票になります!
少しでも面白いと思っていただけた方、ぜひクリックお願いします!
にほんブログ村 旅行ブログ 世界遺産へ  人気ブログランキングへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ページトップへ

この記事と同じカテゴリの記事(世界遺産) 新着15件っす!

この記事と同じカテゴリの記事(アジア) 新着15件っす!

この記事と同じカテゴリの記事(インド) 新着15件っす!

私、コメントします!

みなさまからのコメントを楽しみにお待ちしております!
「イェーイ!」だけでも構いませんのでお気軽にどうぞ!

コメントは「承認制」のため表示までしばしお待ちくださいませ!

【お願い】
コメントを投稿するには半角英数字のパスワード(Captcha )を入力する必要があるのですが、正しく入力したはずなのに「エラー」となってしまうケースがあるようです。システム上、エラーになるとコメントの書き直しとなってしまいますので、お手数ですが「確認」や「投稿」ボタンを押す前にコメントをコピーしていただき、エラーの場合は再度投稿していただけると大変嬉しく思います。
該当のブログ記事を開いてからコメントを投稿するまでの時間が長いと「エラー」となってしまうようです。


画像の中に見える文字を入力してください。


ページトップへ