65発目の世界遺産!アジャンター石窟群[第24,26窟]
記事は [09年04月29日] 295 日目 インド2 34日目 / アウランガーバード のお話
4月29日、引き続きインドの世界遺産「アジャンター石窟群」のお話。今回の記事で「アジャンター石窟群」はいよいよ最後!第24,26窟の2つの石窟をご紹介!写真中心でサクサクっとお届け!アジャンターの雰囲気をお楽しみください!
まずは恒例、今回ご紹介する石窟の全景をどうぞ!
20番台の石窟は24窟と26窟以外はスル~!第26窟はアジャンター観光の最後を締めくくるにふさわしい華やかな石窟となっています。
ではまずは「第24窟」へレッツらゴー!
と言っても「第24窟」はこの写真1枚だけ~!
「第24窟」は第4窟に次いで2番目に大きい石窟なんですがこちらも未完成。しかし未完成っぷりが素晴らすぃく、どのように石窟が造られていたのかを見て取ることができるんです!それにしても掘り出した大量の岩くずは一体どこに処理したのだろうか。崖の下にポイか?これって結構、謎じゃない?!
そしていよいよ最後の「第26窟」です!
アジャンターの記事を最初から読んで下さってる方にはこの門構えから、この中に「ストゥーパ(仏塔)」があるのが分かっていただけるはず!
どうですこの華やかさ!
壁画の見所のある石窟では緑色のポワーンとした光でライトアップされてましたが、ここはオレンジ色でライトアップ!この光と彫刻が相まって華やかさが醸し出されてるんだと思います!第19窟のパワーアップバージョンって感じです。
そしてストゥーパの中央には「座っている仏像」の姿が!
ちなみに第19窟のストゥーパには「立っている仏像」の姿がありました!
上を見上げると、ドスコーイ!
ちなみに第16窟の天井には彫刻バージョンがありました!多分同じかと。
体を張って天井を支えてくれているのでしょう!
そして両側の壁にある彫刻がすごい!このライトアップも幻想的!
壁沿いは柱で区切られ通路のようになっています。向こう側には1号がちらり。
そしてこちらは壁にある「降魔成道(ごうまじょうどう)」を表した浮き彫り!
【仏教~な話】
「降魔成道」とは、悟りを開こうとする釈迦を妨害しようと悪魔の大群が押し寄せてきたのですが、次々と悪魔を降伏させ、悟りを開きましたとさ。というお話しです。写真では中央の釈迦の回りにワラワラやってきているのが悪魔たちです。釈迦の下には誘惑して邪魔しようとする魔女たちもいます!
そして左側の通路まで行くと、最後に待ち構えているのは、
涅槃像(ねはんぞう)!
今までの流れから考えてここに「涅槃像」っていう発想がイェイ!最後の最後で違った形の仏像をお目にかかれるとは思わないのでメッチャ感動しますよ!あーこれで長かった石窟巡りが終わりかーって感じです。
しかし、セかイェはここからが大変!
「展望台」まで山登って帰らないと。。
僕たちの車はあそこで待っているわけで。デンジャラスな暑さの中、見晴らし台まで15分、そこから展望台まで20分。あまりに酷すぎる。見晴らし台以外に日陰ゾーンは全くないからね。。
というわけで意を決して、
┌( ・_・)┘ テクテク。(ていうか、トボトボ。。)
┌( ・_・)┘ テクテク。(こんな表情で歩けるかい!)
「見晴らし台」に到着するとイスに倒れこむ二人。恵みの屋根にありつけ日陰でしばし休憩。こっちの方まで来てる観光客は誰もいなーい!
そして頂上を目指し再び歩き始める。
枯れっ枯れ!
最後の階段がめっちゃ長く感じる!というか事実、長い!ここでまじでクラクラし階段に座り込む。。日光浴びまくりだけど。
そしてヨレヨレになって「展望台」へ到着。。
車はあるがドライバーが見当たらない。。どこへ行ったー!早く車に座らせろー!近くのさびれたレストランの通路で寝てましたとさ。。
1号:「イェーイ!」
顔の日焼けを気にする1号でした。
この時期のアジャンター観光は展望台を歩いて往復するとなると本当にきつく、簡単に干からびます。逆に石窟内だけ楽しむのであれば観光客はほっとんどいないのでイェイのかもしれません。この日の晩、次に行くエローラ石窟群も同じ状態になるのかと二人して怯えてました。。
おわり。2号。
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
ホテルのインターネットが長時間使えなくなったのでマネジャに聞いてみると、モデムが壊れたと言われました。嘘だろ。。仕方なくネットカフェより。
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