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2009年6月15日

インド / カジュラーホ で更新


68発目の世界遺産!ビンベットカのロック・シェルター群[前編]

記事は [09年05月11日307 日目   インド2 46日目 / ボーパール のお話

5月11日、ボーパールにいたときのお話。インドで11発目の世界遺産「ビンベットカのロック・シェルター群」!今回ご紹介する「ビンベットカ」はインドの文化遺産の中では一風変わった存在です。インドの文化遺産と言えばヒンドゥー教、仏教、イスラム教関連の建造物が多いのですが、「ビンベットカ」の見所はなんと「洞窟に描かれた岩絵」!3本立てでお届け!

book 世界遺産 「ビンベットカのロック・シェルター群」は、中石器時代~有史時代の壁画が残るビンディヤ山脈山麓の岩窟(ロック・シェルター)群です。オーストラリアでは、先住民族アボリジニが残した岩絵が「カカドゥ国立公園」や「エアーズ・ロック」にありましたが、まさかインドにも大昔の岩絵が存在しているとは!大昔にここの岩窟群に住んでいた人々によって描かれたと言われてますが、中石器時代ともなると1万2,000年も前の話で・す・YO!

岩絵の残された岩窟は400もありますが、見ることができるのは15の岩窟のみです。岩絵は基本、赤と白の顔料(水に溶けない着色できる粉)で描かれてますが、緑や黄色もあったりします!そしてこの絵が恐ろしく愛らしい!現代の日本でTシャツにしたらソコソコ売れるのではないだろうか。何と言えばいいのか、う~ん、ヘタ絵みたいな。。

それでは「ビンベットカのロック・シェルター群」へレッツらゴー!

ボーパールから「ビンベットカ」へは「ハミディア・ロード(Hamidia Rd )」をずっと西へ行ったところにある「Central Bus Stand 」からバスで行くことができます。

この日は10時頃もっさりと出発!ロンプラの地図だと僕たちが泊まっていた「ホテル・ソナリ(Hotel Sonali )」からバスターミナルまでは400mくらいなので歩いて行けそう!なのでホテルから「ハミディア・ロード」に出て、西へ!西へ!と歩いてみる。しかし今日の1号はいつもよりなんだか歩きにくそうだ。

それにしても相変わらずインド暑いです。もう少し早く出発すべきであった。。sun sun

┌( ・_・)┘ テクテク

「ハミディア・ロード」をずっと西に歩いていくと大きな交差点があり、そこを右に曲がるとバスターミナルを発見することができます。ホテルからは歩いて10分くらいでした。

こちらが「Central Bus Terminal 」!

Central Bus Stand

おっ!写真の真ん中にいるのはもしや?!

「ビンベットカ ♪ ビンベットカ ♪ 」とアピールしながらバスターミナルの奥へ進みます。そしたら運がいいことに今からビンベットカ方面へ出発するバスが見つかりました!

エアコンこそ付いてないが結構立派!

ビムベトカ行きバス
  • バス代: 45ルピー(約110円)、 所要時間: 約1時間30分(ボーパール~ビンベットカ付近)

下が座席になってて、上は寝台だぜイェーイ!途中でホイホイ人が乗ってくるので、下の座席が埋まっていて座れない方は車掌さんに促され寝台の方にも座らされていきます。ローカルバスでもこんなのあるんだ~ね~!

そして横には、1号!

1号

インドの民族衣装第2弾、「サリー」を着てのお出かけデビュー!
しかしサリーは布が足にすれるので若干歩きにくいらしい。。早くもハンデ追ってる。。

そして1号はいつもこんな感じでバスの時間や値段などをメモしてます。移動とお買い物は全部メモ!メモした情報はさらに「Excel 」に入力!データ管理はお手のもの!

ちなみに1号の思い出に残るExcel 関数は「CHITEST 」らしいです。カイ2乗検定ときましたか!しかし統計関連のExcel 関数のロジックは信用して大丈夫ですか?小数点以下はうまく扱えますか?
さらになぜ平均を算出する関数の名前は「AVERAGE 」なんですか?「MEAN 」の方がしっくりきませんか?

さぁバスも出発し、いきなりビンベットカまで到着してもいいのですが、その前にインドのバスで思ったことを1つ。

バスの一番後ろの席に座るときは慎重に!一番後ろの席って大概端から端まで席が並んでつながっているのですが、例えばそこが5人席だとしても車掌さんは8人くらいは平気で座らせようとしてきます!2人席の場所は3人座らせることなんてあまり見かけないのに。後ろの席だけベンチ感覚!コレ注意や!

1時間半くらい進んだところで車掌さんに「もうそろそろビンベットカだ~よ~」と促され、バスの出口付近に移動します。しかし景色を見てもこんな所に何かあるんかいな!ってほど殺風景!

で、降りた場所はこちら。

ビムベトカ到着

頭上の看板にはここからビンベットカまで3kmと書かれてる!辺りにはオートリクシャーも見当たらないのでどうやら3kmは歩くはめになりそう。。

な~んてなことを思ってると、

1号、インドの方に大人気!

1号

と思ったら、1号、サリーがうまく着こなせてなかったらしい!

なんか着るときに「ひだ」を作らないとエレガントじゃないらしく、おば様から安全ピンをいただき「ひだ」を留めてもらってました。インドの女性にとって安全ピンはマストアイテムなのね!

さぁ、ここから3km 歩くぞ~!

ビンベットカ到着

恒例!世界遺産エンブレムとパシャリ!camera

世界遺産エンブレム

ちなみにここのすぐ近くにはホテル&レストランがありました!

Highway Treat Bhimbetka

ここに泊まってビンベットカを観光する方は相当マニアックな方に違いない!どちらかというと車の運転に疲れた方が立ち寄る休憩所みたいなものなのだろう。

で、この店の敷地内にイェイ!ものを発見しました!

ビムベトカ地図

ビンベットカへの簡単な地図!
線路を渡ってまっすぐ進み、ウネウネと丘を登ること3kmということになります!
かなりしんどそう!どうか日影だけはありますように。。

まずはこちらの踏み切りを渡ります!

踏み切り

何か1号がカレーパンに見える。。
このサリーなんですが、布を巻きつけてるだけなのでパンジャービードレスと比べてかなり涼しいみたいです。しかもこんな感じで頭にかぶってれば頭部への日光もある程度は防げるらしい。

踏み切りを渡ると、後は延々と道が続くだけ。。

ビムベトカ

このレベルの日影しかありませんでした。。しかもこの日影も序盤だけで、後は直射日光をジュワ~ンと受けながら朽ち果てた道を進むことになります。んっ?この感じ、干からびて3回くらい死にかけたアジャンター石窟群とクリソツじゃん!

この状況はホントやばい!

途中で車が1台通ったので、今度車が来たら絶対ヒッチハイクしようと思ってましたが、3kmの道のりで車が通ったのはわずかその車1台だけでした。。

干からびるんじゃね~のって不安になりがら10分ほど歩くと、

なんか小さな建物を発見!

ビムベトカチケット売り場
  • チケット代: 100ルピー(約250円)

屋根の下におっちゃんが1人だけいました。このおっちゃんからビンベットカのチケットを買います。ここまでどのくらいの距離を歩いたか分かりませんでしたがチケット売り場があるってことは実はあともう少しでビンベットカに到着?そんな淡い期待を抱きましたが、現実は超厳しかった。。

ここからまだまだ練り歩く~!

ビムベトカ

ご覧の通り日影なし!意外ときれいな道作ってるんだからオートリクシャーの1台や2台用意しておいて欲しいわ!まぁ訪れた季節がいけなかっただけかもしれないけど。ショッキングな暑季。sun sun

ここら辺を歩いていた時はとにかく車が来ないか前後をキョロキョロ見ながら黙々と練り歩いてました。でも車が来なかったのは前述の通り。weep

しかし遂に人の姿を発見!

ビムベトカ

みなさんが着てるサリーの色がカラフルでイェイ!この朽ち果てた世界でやっとこ鮮やかな色を見ることができました!

って近くにはずっとカレーパン、いやサリーを着た1号はいましたね。。

┌( ・_・)┘ テクテク

ビムベトカ

薄っすらと遠くにはカレーパン。
ここはゆったりとした登りになってるので結構応えます!

そして朽ち果てっぷりがほんとアジャンター石窟群そっくり!

ビムベトカ

▼ちなみにこちらが「アジャンター石窟群」での1コマ。

アジャンター

でもこうして見比べてみると、アジャンターの方が朽ち果てっぷりはひどいな。。

そして1号には申し訳ないが赤白のパンジャービードレスの方がなんか格好良く見えるんだよね。ちなみにパンジャービードレスが316ルピー(約790円)だったのに対し、こちらのサリーは1,350ルピー(約3,380円)!サリーの方がゴージャスなのにね~。なんか背中撮りに向いてないのよね。。カレーパンみたいになっちゃって。

実は本人も薄々気づいてたらしい。あらかわいそうに。

いよいよ丘を登りきる!

ビムベトカ

ビンベットカの入口まではあと少し!

ちなみに1号のサリー姿を近くに寄って前からお見せしたいのですが、どっからどう見ても「黄色いねずみ男」に見えてしまうためお披露目は難しいかと。しかも本人のサリーのお気に入り具合からするとサリー着用はビンベットカで最初で最後の可能性も!あと1、2回はねずみ~になって欲しいのにね~!bleah

そして遂に車が停まっているのを発見!

ビムベトカ

もしかしてアレ、僕たちの横を通り過ぎていった車じゃない?!あそこが入口ってことは間違いないだろう!

その通り~!

ビムベトカ入口

ここが「ビンベットカのロック・シェルター群」の入口でーす!

ビムベトカ入口

チケット売り場からは40分くらい歩いたので、バス降りてからは50分ってことね。 オートリクシャーくらい用意しろー!

とりあえず日影に座りたかったが、辺りにあったのは直射日光全開のベンチが2つ。。ビンベットカはロックシェルターなんだから、洞窟の中で休憩すればイェイじゃーん!ってことで、

まずは中へ突入~!

ビムベトカ入口

そしたらすぐ目の前に岩窟が現れる!

シェルター1

ここは15個あるうちの岩窟(ロックシェルター)の1つ、「ロックシェルター1 」です!意外と小さいのね。。こんな感じで15個ある岩窟には「ロックシェルター1(Rock Shelter 1 )」、「ロックシェルター2 」って感じでナンバリングされてます。岩窟の前に表示があるので分かりやすいです。写真だと左下にあります。

とりあえず近くには大岩で日影ができていてゆっくり休めそうな空間があったので、水をガン飲みしてしばし座り込む!ここまで歩いてくるとなると大量の水分を欲っすることになるので水はいっぱい持ってきましょう!ここらで水は買えませ~ん!

次回は休憩後のロックシェルター巡りの様子を一挙お届け!

最後にサリーを着た感想を1号に書いてもらいました。

1号:「着方も間違ってたぽいし、ペチコート(スカートのような下着)をケチって買わなかったので足が擦れて痛かったです。ただ、普通の洋服よりも断然涼しいし、なんか布をヒラヒラさせて歩くのはKAIKAN!次回着る時はちょっとお買い物に行く時とか、レストランに行く時とかあまり歩かない時に着たいところです。遺跡はパンジャービー優勢ですな~。」

ビンベットカのロック・シェルター群-中編の記事に続く。。

【目次 - ビンベットカのロック・シェルター群】
  1. 68発目の世界遺産!ビンベットカのロック・シェルター群[前編]
  2. 68発目の世界遺産!ビンベットカのロック・シェルター群[中編]
  3. 68発目の世界遺産!ビンベットカのロック・シェルター群[後編]

clock 最後にリアルタイム情報Yay! -------------

昨日の朝、カジュラホに到着!昨日 と今日で70発目の世界遺産「カジュラーホの建造物群」をこってりと堪能しました!カジュラホも有り得ないくらい暑く、ほとんど観光客がいないぜイェーイ!カジュラホの村は、「オカマ」とか「アホ」とかフランクに話しかけてくれる子供たちでいっぱいです!

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