34発目の世界遺産!バン・チアンの古代遺跡
記事は [08年11月12日] 127 日目 タイ2 2日目 / ウドン・ターニー のお話
11月12日、タイで4発目!トータルで34発目の世界遺産、「バン・チアンの古代遺跡」を大紹介!ウドン・ターニーという街に1泊2日して見に行きました!今回、かなり記事長いよ!誰も行かなそうな所こそ情報多めに!それがセカイェ流!
タイには5つの世界遺産があるが、制覇するのは4つが精一杯なんです!詳細はこちらのタイの世界遺産を回るルート検討の記事をイェーイ!してください!
この日は、夜19時のバスでウドン・ターニーからチェンマイに戻る予定。なので、朝、ホテルをチェックアウトして荷物をホテルに預けてから、「バン・チアンの古代遺跡」に向かいました!
と言っても行き方よくわかりませんが。。前日、2年前のガイドブックを元に行動し痛い目にあったので慎重に!慎重に!
なので、宿のスタッフに行き方を聞いてみる。「6番のソンテウ(乗り合いバス)」に乗って行くことができると言われる。ウドン・ターニーのソンテウは番号が振られていて、1番は○○~××の区間、2番は△△~□□の区間など、番号によって移動区間が決まってます。
6番のソンテウは昨日、チェンマイ行きのバスチケットを買いに「バスターミナル2」に行った時に使ったことがあるので覚えている!ホテルから少し歩いたところにある「噴水ロータリー」周辺から乗れるぜ!イェーイ!
噴水ロータリーに向かいがてら、まずは朝食!かわいらしい柔らかめのパンを焼いて、そぼろ的なものをはさんでくれるこのサンドに決定!
パンの値段は。。。あれ帳簿に書いてなーい!1号付け忘れたなー!確か9バーツ(約30円)。結構リーズナブルっしょ!しかし1号、パンの上に乗ってるそぼろ的なものがあまり好きではないらしい。確かに日本で生活してたら、コレが嫌いだなんて一生気がつかないわー。あまり嫌いなものがない1号にしては珍しい。
そして噴水ロータリー!
ここで6番のソンテウを発見し、運ちゃんにバン・チアン方面に行くか聞いてみると、
英語が通じない。。。
「バーン・チャン、バンチャーーン、ベンチュアン、ブァンチン」など色々言って見るが、そこへは行かないのか、理解できてないのか、ただただ首を振ってくれる運ちゃん。。
そうだ!ガイドブックにタイ語の表記があるはず!
ガビーン!
ガイドブック、バックパックに詰めてホテルに預けてる~!
つまづきまくり!
しょうがないので、お客さんとしてソンテウに乗ってるお嬢さんに聞いてみると、
英語が通じない。。。
かと思いきや、
「color yellow 」という情報だけはゲット!イェーイ!
ってこの情報だけで行けるか?!情報は色だけだぞ!
でも突き進みます!それがセカイェ流!
とりあえずお嬢さんが指差す方に向かって黄色のものを探します。恐らく黄色の車なんだと思う。
すると、黄色のバスがやってくるではないかー。バスの運ちゃんに、「バーン・チャン、バンチャーーン、ベンチュアン、ブァンチン」と言ってみると、乗れというジェスチャー!よっしゃなんとかなった!すげー!運良すぎ!
かと思いきや、
あっという間に降ろさせる。。
ここはどこだー?!
近くにいたトゥクトゥクドライバーによると、ここで2番のソンテウを待てのこと。
なので待ってみます!
待ちます。待ちます。
そして皆さんの期待に応えます!
はい、待っても何も来なーい!40分くらい待っても何も来なーい!
ちなみにこの時の時間は、8時30分から9時10分くらい。
よって、一旦トゥクトゥクに乗って、ガイドブックを取りにホテルへ。。
はい、振り出しに戻る!イェーイ!
ガイドブックを見てみると、さっき待ってた場所は、もしや「バン・チアン行き直行ソンテウ乗り場」だったのでは!
しかし、あそこには行かん!いつ来るかわからんので。よって最も安全な(×生き方)、行き方だと思われる「長距離バスターミナル」こと、「バスターミナル1」から向かってみることに!
宿から「バスターミナル1」までは超近い。17番乗り場から出ている「サコーン・ナコーン」行きのバスに乗って途中で降りればいいらしい!今度こそよっしゃ!
バスもなかなか良さそう!?
途中バスの中で眠ってると、1号に叩き起こされます!
1号:「今、バン・チアン遺跡の看板があった!あった!世界遺産って書いてあった!書いてあった!ここで降りなくてダイジョブ?!ダイジョブ?!」
しかし、バスの中にいた少年に聞くとまだ大丈夫だよと冷静。
そして1時間くらいで到着。
ここで降りて、左の道を行けというジェスチャー!
本当にココでいいのかよっ!ってほど何も無いが、「WELCOME TO BANCHIANG WORLD HERITAGE 」という看板があるのでダイジョブだろう。
バスを降りたこの場所から「バン・チアン国立博物館」までは結構遠いらしく、トゥクトゥクで行かなければならない。
待ってました!と言わんばかりにココには2台のトゥクトゥクが止まっていたので早速、交渉開始!
しかし、片道100バーツ、往復200バーツと言ってなかなか値切ってもらえない。
僕の中ではその額が高いのか安いのかようわからんが、言い値よりちょっとでも下がらないと気が済まないのよ。
でも、英語がわからない振りしてるのか、本当に分からないのか、交渉が難航。
むむむ。
こうなったら、トゥクトゥク使わないで歩いて行く振りでもして彼らの反応を見てみよう!
あいつら無反応だぜ!イェーイ!
もうこれはこっちの負けだなと思うも、最後の勝負に!
2号、変なテンションで、そして変な笑顔で、「片道50バーツでマジお願~~い!」
それでも半額にトライしている自分の性格が若干気になる。。
そしてどうにかこうにか、2人で片道60バーツ(約210円)で交渉成立!かなり手強かった。。
道中はこんな感じで何もなーい!
「バン・チアン国立博物館」まではトゥクトゥクで15分くらい。やっとこ到着!世界遺産!
若干、辺ぴな所にあるが間違いなく世界遺産!バス亭すらないが間違いなく世界遺産!観光客がほとんどいないが間違いなく世界遺産!
この辺ぴな状況を見て、到着するなり1号がボソっ。
1号:「これじゃー帰りのトゥクトゥク、捕まらないよー!」
確かに。。そこで手強いトゥクトゥクドライバーと往復料金の交渉をすることに!博物館の守衛さんみたいな人が若干英語ができるので、その人を通して交渉開始!
しかし、このドライバー、ちゃんと期待に応えてくれやがる!
往復だと200バーツとか言い出してくれる。またそこからかよーーー!もう疲れるからそんなに頑張らない。だけどちょっとは頑張る。結局、往復150バーツで手を打った。コレで安心!帰りの足は確保!
「バン・チアンの古代遺跡」は、ハーバード大学の学生が転んだときに地表に出ていた土器を偶然に発見したというミラクルな遺跡です!
その後発掘を進めると、「青銅器」や「彩文土器」が発見され、当初はこの遺跡が世界最古の青銅器文明ではないかと世界から注目を浴びたのです。しかしその後の調査の結果、世界最古というわけでななくなってしまったが、それでも東南アジアの古代文明を伝える貴重な遺跡と位置づけられてます。
バン・チアンの土器は、このグルグル~となってる渦巻き模様が特徴的!
博物館の目の前には、お土産屋もあるので、博物館入る前にちょっと物色!
そして土器のキーホルダーを仲間に加えてみた!2つで20バーツ(約140円)!
左の壺を「バン」、右のやつを「チアン」とでも名づけておこう!
ちなみに下に敷いてあるのは「バン・チアン巾着」で博物館の中の売店で50バーツ(約170円)で買いました。こいつのグルグル具合も結構イェーイ!
そして博物館へ。敷地内の見取り図はこんな感じで、かなり小さめです。
道もグルグル~!
中には世界遺産エンブレムがドドーンとあります!後ろに見えてるのが博物館!
後はこんな感じの浮き彫りがあったりもします。が、見る所はこれくらいです。
とうわけで、建物の中に入ってみます。入館料は外国人は30バーツ(約100円)。写真撮影は禁止だそうでーす!
建物は2階建てになっていて、2階にはプミポン国王がバンチャンにもたらした功績?や、バンチャン遺跡の考古学上の見解みたいなのが、少々の土器などと共に展示されてます。2つ部屋があるのですが、1つ先の部屋には入れませんでした。
1階には、結構多めに土器や鉄器が展示されてます。また、発掘された人骨も展示されてます。これはレプリカかな?
そして1階にある部屋の一番奥に電気がついてない超暗い所があって、よく見るとあたりが人骨だらけ~!イェーイ!これは演出なのか、それとも準備中だったのか。。とにかく超薄気味悪い!1号、「ひぃ~!」って言って逃げ出します。
他には、学生が転んで土器を発見した時のエピソードとか、タイの5つの世界遺産の紹介コーナーがあったりもしました。
世界遺産を回ってるくせになんですが、やはり土器の展示だけでは間がもたない!
そこで1階にある売店へGo!
バン・チアンTシャツを買ってみました~!190バーツ(約660円)。
ついに2号、背中に世界遺産を背負うことに!
バン・チアン遺跡のグッズは、うまくグルグルを活かしたかわいらしいデザインが多く、色々買ってみたくなります。そういえば世界遺産グッズ買ったの初めてかも!このグルグルグッズを買うことができるというだけで来る価値があると思います!
そして実は、博物館以外にももう1つ見所があるので、トゥクトゥクでそこに向かいます。だいたい博物館から3分くらいと近い。
それは、実際の発掘現場でーす!
「ワット・ポー・シー・ナイ」というお寺の境内にあります。
この中が発掘現場となっているのですが、ここも写真撮影禁止でした。
以前、中国で見た兵馬俑の3号杭をかなり小さくしたような感じの発掘跡が残されてます。
そんなこんなで「バン・チアンの古代遺跡」を跡にします。
すんなり帰れると思ったらそうはいかなかった。。トゥクトゥクのドライバー、おつりがないとか言いやがって10バーツ返してくれなーーい!
2号、悔し紛れに、トゥクトゥクに乗って写真撮影。。
最後は、この小屋の下でウドン・ターニー行きのバスを待ちます。
10分くらいでバス来たぜ!イェーイ!イェーイ!
おわり。
バスで直接行けない交通の不便な感じや、行った先で待ち受ける寂しさ、そして展示のマニアックさは、中国の「周口店の北京原人遺跡」に相通ずるものがあるなーと感じた。結局このパターン、何が一番思い出に残るかっていうと苦労した「移動」なんですねー。それもオモロー!こんな所に来られるのも、こんな移動を体験できるのも「世界遺産の縁」ってやつですね!
ちなみに、ウドン・ターニーからバン・チアン国立博物館まで直行のソンテウが出ているとしても、帰りの足を確保するのが難しくなる可能性を秘めているので、僕たちのルートのように来て、ケチらずにトゥクトゥクを往復チャーターした方が絶対お薦めです!
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
「卓球の愛ちゃん」もとうとうデートをするようになりましたかー!ちなみに2号の持ちネタの1つに「脱臼の愛ちゃん」というのがあります。。
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