55発目の世界遺産!聖地アヌラーダプラ [後半]
記事は [09年03月16日] 251 日目 スリランカ 8日目 / ダンブッラ のお話
前回から引き続き3月16日、スリランカの世界遺産「聖地アヌラーダプラ」のお話。今回はアヌラーダプラの三大仏塔がドン!デン!ダン!と登場します!イェーイ!
前回の記事は、多くの巡礼者が参拝に訪れていた「スリー・マハー菩提樹」でブッダガヤの菩提樹の分け木をイェーイ!し、どうにかこうにか近くのブレイズン・パレスを発見できた(実際は見えていた)ところまででしたので、今回の記事は参道を引き返していくところからスタート!
というわけで500mくらいある参道を引き返し、アヌラーダプラのシンボル的存在、「ルワンウェリセーヤ仏塔」を目指します!
参道には猿がワンサカいて、ガイドを付けた欧米人観光客がエサをあげて楽しんでました。お寺や仏塔だけでは飽きてしまうだろうから猿がいるとガイドさんも助かるだろうな。
長い参道を頑張って戻っていくと、緑の合間をぬって真っ白な仏塔がにょろり!
(全く関係ないですがキーボードで「にょろり」と入力した時、「にょろ」という文字列を変換すると「~」になることを偶然発見!僕は今まで「から」を変換して「~」を出してました。全く関係ないです。)
左に見えてる雲みたいに真っ白な仏塔が「ルワンウェリセーヤ仏塔」!
入り口では、やはりボディチェック!
アヌラーダプラの三大仏塔の1つ、「ルワンウェリセーヤ仏塔」で・す・YO!
高さは55mもありますが、それでも三大仏塔では一番小さい仏塔になります。しかし創建当初(紀元前2世紀)は100m以上もあったと言われているのだからすごい!この倍の高さですからね!ということは今のは完全に立て替えられたものということになるのかも。
ここで帽子と靴を脱いで仏塔まで近づいていきます。頭には直射日光が降りそそぎ、足の裏には地面の熱さがガンガンに伝わってくる!そして仏塔に近づくと真っ白な仏塔からの照り返しをくらう!普通に蒸発するぞ。。
でもって「暑いギャー!熱いギャー!」なんて言いながら仏塔に向かおうとすると、前にいた2人の足元に目がとまる。
1号、2号:「むむむっ!」
左の欧米人は靴下履いてますねー。そして右のお坊さんは、、、
1号、2号:「サンダル?! いいの?! いいの?!」
よくわからないけど、いいのでしょう。。。
仏塔は基本、基壇の上に作られてるいるのですがここの基壇の側面は象の彫刻で埋め尽くされてます!
象を入れた仏塔の全景写真を撮り忘れてしまいましたが、白い仏塔に黒い象というのがコントラスト的に格好いいので・す・YO!ホントに暑くて熱いので写真はそれほど撮れてないかも。
そして基壇の上に乗った辺りから、仏塔からの照り返しと足の裏の熱さが絶頂を向かえます!
顔文字で表すとこんな感じ。
(゚д゚) (゚д゚)
この顔、気に入ってるだけです。。
なんとか端っこの方まで歩いてみて、
端にあった小さな仏塔と合わせてパシャリ!
かすかに写ってる人と比べてもらえればホントに大きな仏塔だということがわかっていただけるはず!しかしこの角度まで来るには相当歯を食いしばらなければ足の裏がついてこれません。もちろん僕には仏塔の回りを1周するだけの忍耐力はありませんでした。
「ルワンウェリセーヤ仏塔」。観光の心得的にもアヌラーダプラのシンボル的存在。
ルワンウェリセーヤ仏塔を見た後は参道の入り口まで戻り、トゥクトゥクで北へ!北へ!と向かっていきます!この後の各見所間の移動は全てトゥクトゥクで数分です。
こちらの右に見えてる仏塔が「トゥーパーラーマ仏塔」です!
先ほどのルワンウェリセーヤ仏塔と見た目がそっくりなのですが、大きさは約18mとルワンウェリセーヤ仏塔(55m)と比べるとかなり小さいです。
しかし小さいのですが、このトゥーパーラーマ仏塔は「スリランカ最古の仏塔」であり、「仏陀の右鎖骨」が祀られているという、かなりの由緒があるところなんで・す・YO!
もちろんここでも基壇に上る前に帽子と靴を脱がないといけないわけです。
階段の熱さを恐る恐る確かめながら進む2号。出だしからかなり熱かったので階段の端にできるささやかな日陰を踏んで進んでいったのを覚えてます。
基壇の上の石畳はどこの仏塔も究極に熱い!カメラを構えてられるのも5秒くらい。
こんな感じで「うひょっ」ってなって、この後モーレツに変な顔しながら日陰を求めてさまようことになります!
現地の人たちは平気で歩いてるので、僕たちが日陰を求めてさまよう姿は軽いダンスショーにでも見えるかもしれません。みんなこっち見て微笑んでくれますから。
そんでもってこちらが「トゥーパーラーマ仏塔」!
昔、屋根を支えていたと思われる石柱に囲まれてました。ルワンウェリセーヤ仏塔と同様、青い空と白い仏塔がほんと絵になります!
この時点ですでにバテてきましたが、まだまだ見所は盛りだくさん!僕たちはコーラを飲んでは生き返るの繰り返しです。
ちなみに小さなビンに入ったコーラは大体40Sルピー(約40円)で買えますが、筋肉むきむきの怖そうなお兄さんがやってた店で彼の筋肉を突っついてたら30Sルピー(約30円)までまけてくれました。これを「筋肉交渉」と名づけ、今後の交渉時に取り入れていこう!
というわけでトゥクトゥクに乗って北へ!北へ!いくつかの見所がまとまっている一番北のエリアに到着!
まずは「ランカラーマ」という小奇麗な仏塔をちらりと拝見!
ここら辺から運ちゃんが娘を迎えに行く時間をアピールし始めたため、それほど有名ではなさそうなランカラーマは2分くらいで観光終了!撮った写真もわずかに2枚!
そしてこちらは有名!三大仏塔の2つ目!「アバヤギリ仏塔」!
現在の高さは75mと三大仏塔の中で一番高い!ここはスリランカで主流の「上座部(小乗)仏教」だけでなく、「大乗仏教」とも関わりがあったそうです。
突然ですが、
待ってー!
ここら付近では猿ではなく牛がウロウロしてます!
そして例のごとく裸足になって仏塔まで近づくのですが、近づいてみると仏塔に異変があることに気づく。。
これがアバヤギリ仏塔だー!
修復中のため仏塔の回りを覆うようにたくさんの足場が組まれているんで・す・YO!
しかし、これはこれで現代アートな感じ!
修復前は仏塔に草木がブワーって生い茂り、正に自然に帰ろうとしていたそうです!上の方にはまだ残ってますね。
さぁ、ジャンジャン回ります!
トゥクトゥクでちょろっと行くと、「マハセーナ宮殿」に到着!
ここは「ムーンストーン」が有名なんで・す・YO!
入り口の階段の下にある半円の踏み石みたいなものです。ポロンナルワのクォードラングル内の遺跡でも見かけることができます。
1号:「ムーンストーンって言っても宝石ではないのねー。」
ポロンナルワでは踏めましたが、こちらは踏めないように四方を策で囲まれてます!
この模様にはいろいろなウンチクが詰まってるそうです。。
そして道を挟んで反対側には、「ラトゥナプラサーダ」!
ここは「ガードストーン」が有名なんで・す・YO!
こちらも柵で囲まれており、今ではガードされる側となったガードストーン。
いい表情しとるがな!
ココまで来るとさすがに暑さでくたばりそうになるが、
カワイェイ子犬を見て癒される!
と思いきや、なんで激熱の石畳の上で平気で寝られるんだ。。なんか熱くなってきた。。
トゥクトゥクに乗って今度は、「サマーディ仏像」へ!
この道の先にポツンとおられます。
全然近いのですがこの道も裸足で歩かねばならずヒットポイントが黄色で表示されている2人には結構こたえたりする。。
そして突然、わき道からひょこっと人が現れる!
ひょっこりと現れたのは警備の人で入場チケットをチェックされました。実はここまでチケットのチェックは1度も行われてなかったので・す・YO!なんでまたここで?!もちろんシーギリヤで買ったトライアングル周遊チケットが使えました。
チケットは高い上に使ったその日のみ有効と中々やるせないチケットなのですが、アヌラーダプラであればココに来なければチケットを持ってなくてもひょっとしたら見て回れるのかも。。
ようやく、サマーディ仏像とこんにちは!
ロンプラによると、インド独立運動の中心的指導者で独立後の初代首相となった「ネルー」がイギリス側に投獄された際、この仏像の写真を携えていたと言われているそうです。
さぁ、残り少し!次は「クッタム・ポクナ」だー!
ここはあの足場だらけだった「アバヤギリ仏塔」の修道院からやって来る僧侶たちによって使われていた沐浴場です!
そして「ツイン・ポンズ(Twin Ponds )」と呼ばれ、2つの池が並んでます。
柵とかないので簡単に池の中に落ちることができちゃう!警備の人がいますが入っちゃう人いるんだろうなー。
そしてやっとこ、最後の見所を向かえる!
アヌラーダプラ観光の最後を飾るのは、
三大仏塔の3つ目、「ジェタワナ仏塔」!イェーイ!
高さは70mと「アバヤギリ仏塔」より少しだけ小さいくらい。
日が当たるとレンガの茶色がワッヒャッヒャッてなって美すぃ~!
写真左下の米粒大なのが人ですから、相当大きい!
これでこの日みた仏塔は実に5つ目。昨日のポロンナルワと合わせると7つ目。いよいよ仏塔へのありがたみが薄れ・・
イェーイ!
これにてアヌラーダプラの遺跡巡り終了!あとはバスターミナルに戻るだけなのですが、娘を迎えに行く時間がすぐそこまで迫っているのにトゥクトゥクのおっさんがおかしなことを言い始めた。。
おっさん:「ミヒンターレの遺跡も観光しに行かないか?安くするよ!」
1号、2号:「おい!おい!甥!」
娘はどうした?やはり架空だったか?
しかし「ミヒンターレは行かなーい!」と回答すると、今度は「娘のところへ急がないと!」とかまた言い出し始める!
しかもダンブッラ行きのバスは旧バスターミナルから乗らないといけないのだが、
おっさん:
「新バスターミナルまでしか行ーかない!旧バスターミナル行くには100Sルピー追加だー!」
とか言い始めるではないかー!
しかしダダをこねるのは僕も得意なので、ダダのこね合いの末、なんとか無料に!って当たり前だろが。。
そんなこんなで帰りも「Intercity Express 」というエアコン付きバスで帰っていったとさ。1号は補助席みたいなとこ座ってましたが。。イェーイ!
最後に一通りアヌラーダプラの遺跡をトゥクトゥクで回ってみて、ロンプラに言いたい。
なぜ自転車を薦める。。
1号、2号:
「自転車で回ってる人なんて誰も見ないぞ!」 \(- -) \(- -)
観光客の中にはせっかくアヌラーダプラまで来るも、暑さ&熱さでくたばっちゃう方々も多いと思う。スリランカでは7つの世界遺産を回りましたが、アヌラーダプラでは見応えのある大きな仏塔が多く、そこは過酷な裸足ゾーンとなるため、スリランカ観光では一番応えました!ずっと見ていたいけど見てられない、みたいな。
最後にリアルタイム情報Yay! -------------
これから夜行バスで62発目の世界遺産をイェーイ!しに「ゴア」へ移動します!そういえばインドではバスにいっぱい乗ってきたが、夜行バスって初めてだぜ、イェーイ!
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コメント
> katteni9号さん!
コメントありがとうございます!9号を名乗ってしまうとはほんと勝手すぎま・す・YO!でもそんなノリ、大歓迎イェーイ!
あの炎天下の中をママちゃりで回るなんて驚きももの木20世紀!どう考えてもtuktuk乗ってるばやいで・す・YO!若輩ものですが。イェーイ!イェイ!
2009年7月20日: 2号 さん
あのう、じつは、。。。
僕、アヌラーダプラもポロンナルワもママちゃりでまわりましたYo。わが故国日本から万里の波濤を超えて運搬されてきた、二台ともめちゃくちゃボロいママちゃりで。どこも申し合わせたように一日レンタル250ルピー(フザケテイル!)でした。アヌラーダプラ三日、ポロンナルワは二日かけました。というか、かかりました。ガイドブックも何も持たないものだから。
席が硬いので、あの未舗装のデコボコ道、お尻が痛くて痛くて、、、でも頑張り通しましたYo!ものすごい炎天下で。(晩の緑のカールスブルグビールがこたえられなかったなああ。)まだまだお若い二人、tuktukなんか乗ってるばやいじゃないですよ?老婆心ながら。
周遊券は当日のみ有効と言い張るチケット係員と、ええ?三日間有効だよ~?という係員がいて、どっちが本当だかわかりませんけど、得しちゃいました。
2009年7月17日: katteni9号 さん
私、コメントします!
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